令和4年9月16日17日に開催された同学会において、本学の迫田和之助教(スポーツ人文・応用社会科学系)が連合大会講演奨励賞を受賞しました。この賞は電子・情報・通信の分野で活躍が期待される電子情報通信学会九州支部主催の当講演会で優秀な論文を発表した学生や若手研究者に授与されるもので、今大会では334件の論文発表があり、迫田先生はじめ7件が選ばれました。

迫田先生の題目は「大規模MIMOにおけるBP復号の誤り推定値の挙動:分類とその比率」です。次世代無線通信(次世代の携帯電話の通信など)で提案されている復号(受信信号から送られてきた信号を推定する過程)に注目し、その復号が誤る際の振る舞いを詳細に調べました。復号が誤るというのは、送られてきた信号と復号結果が異なり、正しく通信が行えなかったことを指します。その結果、特定の誤りが多く存在することが明らかになりました。その誤りを消すための次の研究ステップにつながる重要な研究結果と考えられての受賞となりました。

迫田先生は「膨大な量の復号の振る舞いを観察し、その特徴を捉え分類することに苦心しましたが、受賞できて報われました。この研究をさらに発展させ、これまでよりも少しでも高速で高品質な無線通信の実現に寄与できれば良いなと考えています」と話し、今後ますますの活躍が期待されます。

文言補足

MIMO(Multiple Input Multiple Output)

複数のアンテナを使ってデータを送受信する技術

BP(Belief Propagation)復号

繰り返し計算を用いた復号方法の一種で、繰り返し計算をする毎に少しずつ正しい復号結果に近づくことを期待する手法

令和5年2月2日(木)、NHK総合「あしたが変わるトリセツショー」に本学の情報が取り上げられました。

           記

(放送番組) NHK総合「あしたが変わるトリセツショー」

(放送日時) 令和5年2月2日(木)19時57分~

(内  容) 「幸せを呼ぶ正しい爪のケア!肌荒れ&ストレス&運動改善SP」の回。爪がピッチングパフォーマンスに及ぼす影響について放送され、本学スポーツパフォーマンス研究センターで「株式会社tsumeplus」さまとの取り組みの一部、野球部投手のピッチングの様子が取り上げられました。

 参考 //https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/episode/te/W4WXXX9R2M/

「未来を共に観に行こう」をテーマに、1月29日(日)13時から、鹿屋体育大学主体育室で「Basketball Futures Match 2023」鹿屋体育大学対日本経済大学の試合が行われました。この試合はスポーツ庁及びUNIVASの委託事業“感動する大学スポーツ総合支援事業における大学スポーツ・ムーブメント創出に関する調査研究”として企画され、九州No.1女子バスケットボール部の日本経済大学へ鹿屋体育大学が臨む一戦の観戦を通じ、「みる」スポーツとしての大学スポーツのさらなるムーブメント創出モデルとなることを期待して開催されました。当日は鹿屋市内外の391名と、鹿屋市PR特命係長かのやカンパチロウが会場に駆け付けました。観客席には地元花岡地区「花岡おこし会」の高齢者のみなさんの姿もありました。

試合は圧倒的な強さを誇る強豪校の日本経済大学に対し、本学女子バスケットボール部の選手たちも負けてはおらず、点数差が開いたと思いきや次々にシュートを決めて同点に追いつくなど、ホームゲームならではのハラハラドキドキの熱戦が繰り広げられました。最後は5分間の延長試合に持ち込み、87対83で日本経済大学の勝利で試合を終了しました。「仲間と、家族と、地域とともに踏み出す第一歩を見逃すな!!」のキャッチコピーの通り、観客は先着300名に無料配布された鹿屋カラーのブルーTシャツを着て、Blue Windsのロゴ入りスティックバルーンを手に、大学と地元住民が一体となって会場に熱い声援を送り続け、大学スポーツを「みる」、観戦の機会を楽しんでいました。

試合終了後、MVPに日本経済大学3年のジョル・セイナブ・ライさん、敢闘賞に本学スポーツ総合課程3年の松本みずきさんが選ばれ、2名にはBasketball Futures Match 2023実行委員会から豪華なリュックサックが贈られました。ハーフタイムショーでは抽選で選ばれたみなさんがフリースロー大会に挑戦し、株式会社オンザコートより賞品が贈られました。また、試合後の監督インタビューでは、日本経済大学の案浦知仁監督から、「鹿屋体育大学とともにインカレ上位を目指したい」という力強い言葉がありました。

イベント終了後、実行委員長を務めた棟田雅也本学スポーツ人文・応用社会科学系助教は「“未来を共に観に行こう”のコンセプト通り、コロナの収束が見えない中391名のみなさまに大学に集まっていただき、鹿屋全体の力が結集して爆発したような印象を持ち、『鹿屋』という地域のポテンシャルの高さに驚いております。観戦してくださった方々に喜んでいただき、2023年のいいスタートが切れました。鹿屋市にある大学として、今後も大学と鹿屋市民が一体となって、未来の『鹿屋』を共に創り上げ、その景色を一緒に見ることができたらと思います」とコメントしました。また同副委員長で女子バスケットボール部監督の前村かおりスポーツ・武道実践科学系助教は会場での締めの挨拶のあと、「無事に終わってホッとしております。こんなにも楽しんでもらえるとは思っていなかったので、やってよかったと思いました。試合の中身に関しては、観客のみなさまの力強い応援のお陰で、このままの流れで負けで終わるのかなと思っていたところに、“ホーム”としての力を発揮することができました。勝利にはあと一歩届きませんでしたが、ホームをつくっていくのはこれからなので、女子バスケットボール部を応援してくださる方が増えるよう頑張りたいと思います」と、次のステージに向けての抱負を話しました。

今回のイベントを企画・運営したBasketball Futures Match 2023実行委員会のメンバーには、学生スタッフ7名が名を連ね、総合司会を女子バスケットボール部の広報担当、恒松美玲さん(スポーツ総合課程3年)、UNIVAS LIVE配信は実況を蜂須賀友助さん(同3年)、解説を前半が女子バスケットボール部の溝井恵花さん(同3年)、後半を住田香菜子さん(同2年)が務めるなど、学生の活躍も印象に残るイベントとなりました。UNIVAS LIVE配信の瞬間視聴回数は989回を数え、会場の来場者数と合わせると総数1380名の方に「みる」機会を創出したこととなります。

左)かのやカンパチロウも応援に駆け付けました
右)地元花岡地区の「花岡おこし会」の高齢者のみなさん(会場右上)も団体で応援、391名が体育館に集いました

左)試合は最後まで熱戦が繰り広げられました
右)UNIVAS LIVEで同時実況、解説も配信

左)MVPに選ばれた日本経済大学のジョル・セイナブ・ライさんと敢闘賞に選ばれた松本みずきさんに受賞の喜びや将来の夢についてインタビューする恒松美玲さん
右)試合終了後に記念撮影

令和5年1月26日、27日にスポーツリフレッシュセミナー(鹿児島県教育委員会・鹿屋体育大学主催)が開催されました。このセミナーは中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校の保健体育担当教員及び運動活動指導者、並びに競技団体の競技力向上担当指導者を対象に、体育・スポーツ及び健康に関する専門的研究や最新のトレーニング法の研修を実施し、競技力向上を担う指導者としての資質向上を図ることを目的に、毎年開催しています。今年度は18名が参加しました。

本セミナーは5つの講義・実技指導について本学教員が講師を務め、むすびにグループ討議等を行う構成の2日間です。1日目の実技指導では、講義で学んだスピード・パワーに関するトレーニングを体験する時間が設けられました。長い棒を手のひらに乗せ、前に傾けながら倒さないようにダッシュする遊び等、生徒が楽しく遊べる動きを取り入れながら、速く走るためにはどのようなトレーニングを、何を意識しながら行う必要があるのかを学ぶ時間となりました。

2日目は、これまでの講義を踏まえて現場でどのような課題があるかを討論するグループワークが実施され、参加者は活発に議論を交わしていました。最後の意見交換では、現場の課題に対して4名の講師がそれぞれの観点から見解を話すなど、大変有意義なセミナーとなりました。

実技指導の様子


グループワークの様子

令和4年12月25日に、鹿屋東中学校男子バスケ部1,2年生を対象に、“ACL損傷予防教室”を行いました。

ACL損傷はバスケットボールなどのジャンプ着地や切り返しの多いスポーツに発生しやすい、その後の競技生命にも影響を及ぼす可能性のある大きな怪我です。中学生の頃から発症が増えることが報告されており、できるだけ早くから予防することが重要と考えられていますが、そもそもACL損傷を知識として知らなければ予防方法もわかるはずがありません。

そこで今回は、

  1. ACL損傷について知ってもらうこと
  2. 自分の体を知ってもらうこと
  3. 予防方法を知ってもらうこと

の3つの目的で、講義およびメディカルチェックを行いました。

当日は非常に寒い天候にも関わらず、25名の生徒に参加していただきました。メディカルチェックとしては可動域測定、筋力測定などの標準的な評価に加え、フォースプレートとビデオを用いた着地姿勢評価という新しい取り組みも行いました。講義としては、廣津匡隆准教授(スポーツ生命科学系)がACL損傷の病態、原因などを説明し、藤田英二教授(同系)がトレーニング方法などの実技指導を行いました。

成長期には膝の痛みを発症することが多く、参加者の中にも現在膝の痛みに悩まされている生徒もいました。そのような生徒には後日、評価結果を記したフィードバックシートにより、アドバイスを行うこともできました。

これをきっかけに、少しでも傷害予防に興味を持って、予防トレーニングを行なってくれることを願います。

今後も膝の痛みで悩むアスリートが1人でも減ることを目標に、このような取り組みをできるだけ多くの生徒や指導者に対して行っていきたいと思っていますので、ご興味のある中学校・高校関係者の方は、お気軽に以下連絡先にご連絡ください。

連絡先

廣津 匡隆(スポーツ生命科学系:准教授)
〒891-2393 鹿児島県鹿屋市白水町1番地
【E-mail】mhirotsu※nifs-k.ac.jp
メールアドレスは「※」を「@」に変換してください
※土・日曜日、祝日、年末年始は除く

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