論文博士の概要
鹿屋体育大学大学院体育学研究科では、本学大学院研究生として修了した者等を対象に、論文博士の学位論文審査を実施しています。
学位授与までの流れは次のとおり。
I 学位論文提出資格の確認
[1]論文博士の学位論文を提出することができる者は、次の各号の一に該当する者とする。
- 本学大学院博士後期課程に3年以上在学し、所定の単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた後退学した者
- 大学卒業後7年以上又は大学院博士前期課程(修士課程)修了後4年以上の研究歴を有し、かつ、鹿屋体育大学研究生規則第3条第2項に規定する研究生(以下「本学研究生」という。)として1年以上の研究歴を有する者。ただし、本学に常時勤務する教員については、本学研究生としての研究歴は要しない。
- 前号に掲げる者と同等以上の研究歴を有し、かつ、本学研究生として1年以上の研究歴を有する者。
[2]研究歴とは次の各号に掲げるものとする。
- 大学の職員として研究に従事した期間
- 大学の研究生として研究に従事した期間
- 大学院の学生として在学した期間
- 官公庁、会社等において研究に従事した期間
- その他、研究科委員会において前各号と同等以上と認める研究に従事した期間
II 外国語試験
[1]論文博士の学位を受けようとする者は、あらかじめ本学体育学研究科が実施する外国語試験に合格していなければならない。ただし、提出資格[1]1.に該当する者で、退学後3年以内に学位論文の提出を予定している者については、外国語試験を免除することができる。
[2]外国語試験は、英語とする。
[3]外国語試験の実施要項は、「論文博士の論文提出にかかる外国語試験の実施について」をご覧ください。
III 合格通知
[1]外国語試験において、合格した者に対して合格通知書を交付する。
[2]外国語試験の合格の有効期間は、合格発表日から3年以内とする。
IV 学位論文等の提出方法等
[1]学位論文を提出しようとする者は、規則第7条第2項に規定する紹介教員(以下「紹介教員」という。)の推薦を受けて、次の各号に掲げる申請書類に論文審査手数料(59,600円/件)を添えて、教務課担当係まで提出すること。
- 学位論文審査願(別紙様式第13号)
- 学位論文(主論文1編、副論文2編)(正本1部、副本3部)
- 学位論文概要 4部(別紙様式第4号)
- 論文目録 4部(別紙様式第11号)
- 履歴書 1部(別紙様式第12号)
- 最終学歴の卒業(修了)証明書 1通
- 研究業績書 4部(別紙様式第14号)
- 紹介状(別紙様式第15号)
- 許諾書(別紙様式第18号)
[2]提出期限は、前期末修了の場合5月末日、後期末修了の場合12月末日のいずれかとなります。
[3]学位論文提出に係る関係規則は以下のとおりです。
V 学位論文等の受理の可否
[1]学位論文等の受理の可否を別途通知する。
VI 学力の確認、学位論文の審査
[1]申請者に対し、学力の確認の期日及び方法を当該確認日の7日前までに通知する。
[2]学力の確認を終了した後、学位論文の審査を行うため、学位論文発表会を行う。
[3]申請者に対し、学位論文発表会の期日及び方法を当該発表会の7日前までに通知・公示する。
VII 審議
[1]学位論文審査・学力の確認の結果は、研究科委員会の議を経て、学長が決定する。