このたびの本学での新型コロナウイルス感染症クラスター発生に伴い、学生たちに心温まるご支援が届きました。
自粛生活中の学生に温かい物を食べてもらいたい、またアルバイト収入が減り生活状況が苦しくなっていたり、日頃は鹿屋市の活性政策にもなっている学生の支援をしたいと、下記の皆様より本当に多くの支援金・食料品・日用品等をご寄贈いただきました。12月25日には野菜不足を気遣ったKAGO食様と地元企業様からの一人鍋が届きました。また、1月4日には錦江町からコロナ禍での日々の疲れを癒してほしいと、代謝や免疫力アップのほか、リラックス効果もあるお茶のご寄付がありました。
心からの感謝とお礼を申し上げます。
※本学の新型コロナウイス感染症の対応については以下のホームページにおいて公表しております。
https://www.nifs-k.ac.jp/covid-19.html
【寄贈いただいた皆様】(1月18日時点)
鹿屋ライオンズクラブ 様
鹿屋七日会 様
鹿屋市役所職員有志の皆様
株式会社 KAGO食スポーツ 様
協賛:株式会社 オキス 様、株式会社 イズミダ 様
坪水醸造株式会社 様、鹿屋アスリート食堂 様
錦江町大根占銘茶深緑会 様
田代茶業青年部 縁香会 様
有限会社ファーストエイド 様(ご父兄関係:横浜市)
教室をうめる多くの寄贈品の数々 (感謝の気持ちで一杯です。皆様本当にありがとうございます!)
(左)鹿屋市職員で本学OBの曽田雅満さんより松下雅雄学長へメッセージを贈呈
(右)メッセージはクリックで拡大できます。
(左)KAGO食様から届いたレンジで調理できる一人鍋
(右)錦江町から届いた大根占茶、田代茶など特産のお茶のセット
今や欠かせない必需品マスクを22500枚もご寄附いただきました。
公式Webサイトのビデオライブラリに学生が制作した動画を掲載しましたのでお知らせいたします。
学生視点でのユニークな部活動紹介や重点強化指定選手の紹介です。
ぜひご覧ください!
※公式Webサイト ビデオライブラリ
・・・ https://www.nifs-k.ac.jp/outline/summary/pr/video.html
本学の髙橋仁大教授(スポーツ・武道実践科学系)と沼田薫樹特任助教(スポーツパフォーマンス研究センター)が、国際学会「International Sports Medicine & Sports Science Conference 2020 (Virtual edition)」においてBEST EPOSTER AWARDを受賞しました。
「The relationship between the scoring and the rally numbers in men’s collegiate tennis in Japan」と題した髙橋教授の受賞研究は、テニスにおいて世界トップレベル選手のゲームではすでに示されている、ラリーが続いてもサーバーが得点率等で優位性を持っていることについて、大学生レベルのゲームで検証したもの。結果は、対象とした日本の男子学生選手においては、1stサービスで直接得点になった時のみサーバーの優位性が示されたこと、サービスで得点に繋がらなかった場合は、フォアハンドストロークが次の得点源としての優位性が見受けられたことと明らかにし、実践現場への有益な情報となることが示唆されたものです。この受賞に関し髙橋教授は「この研究はゼミ生の卒業研究を発展させたものです。テニスの指導現場では『サーバーが優位である』と言われていますが、大学生レベルではそこまでの優位性は無いのではないかという疑問から始まりました。得られた結果はサーバーの優位性は限定的なものであることを示しており、指導現場に活用できる新たな知見と言えます。今後も指導現場につながるような、現場目線の研究を進めていきたいと思っています」とコメントしました。
沼田特任助教は「Kinematic Differences in Left-Right Side in Blocking among College Women's Volleyball Players in Japan」と題した研究で受賞しました。研究内容は、バレーボールの守備基本とされるリードブロック(トスが上がった方向にブロックする)において、ブロックの左右差を測ったもの。本学のスポーツパフォーマンス研究センターのモーションキャプチャ―システムによる動作解析やフォースプレートを用いて行い、跳躍高、最高到達点、動作時間は左が高いこと、通常のスパイク動作と動きが類似する左へのブロックが高いパフォーマンスが得られている可能性があることを明らかにしたものです。沼田特任助教は、「この学会ではバレーボール部の競技力向上を目指し、得られたデータから発表しました。現場での疑問や課題をすぐに測定できる鹿屋体育大学の環境が素晴らしいからこそできた発表だと思います。賞をいただけると思わなかったですが、研究に協力していただいた方々のお陰です。皆様にとても感謝しています」とコメントしました。
この二つの受賞は各々が主研究者であり共同研究者でもあり、喜びも倍増で、2人の益々の活躍が期待されます。
このたび、本学サッカー部所属の伊藤 龍生さん(スポーツ総合課程4年)が、Jリーグのアスルクラロ沼津へ2021シーズンより加入することが内定しました。
兵庫県丹波市出身の伊藤さんは抜群の得点感覚と優れた身体能力を備えたフォワードで、米子北高校から本学へ入学、本学サッカー部では1年時より公式戦に出場し、一昨年度の総理大臣杯大学トーナメントのベスト8進出や昨年度天皇杯2回戦での名古屋グランパス戦でもゴールを決め勝利に導くなど、大きく貢献しました。個人としてもU19全日本大学選抜WESTに選ばれるほどの、大学サッカー界において注目のプレイヤーです。
今回の加入について伊藤さんは「来シーズンよりアスルクラロ沼津に加入することになりました伊藤龍生です。プロサッカー選手になる事ができ、とても嬉しいです。調子に乗らず謙虚に、今までお世話になった方々への感謝を忘れず、恩返しできるように頑張ります。これからは、アスルクラロ沼津のために泥臭く、がむしゃらに走り、とにかく得点にこだわってチームが勝てるように全力でプレーします。沼津サポーターの皆さんよろしくお願いします。また鹿屋体育大学としては、先日九州大学リーグで3位となり、1月に行われる全国大会に出場します。これは、監督の塩川先生をはじめ関係者のみなさんや応援してくださっているみなさんのおかげです。最後の全国大会も全力で頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします」と引き締まった表情で抱負を述べました。
本学からのJリーガー輩出は伊藤さんで通算42人目となります。
プロフィール
◇氏 名 伊藤 龍生(いとう りゅうせい)
◇出 身 兵庫県
◇出身チーム 米子北高校
◇ポジション FW
◇加入クラブ アスルクラロ沼津(J3)
11月8日に群馬県のヤマダグリーンドーム前橋で開催された自転車の全日本選手権トラック種目の女子500mタイムトライアルで優勝し、表彰式で突然の引退を表明した本学卒業生でリオデジャネイロオリンピック日本代表の山本さくらさん(シエルブルー鹿屋=旧姓塚越)が、現役引退の報告で松下雅雄学長を表敬訪問しました。
埼玉県立熊谷女子高校時代は陸上競技の七種競技に取り組んでいた山本さんは、自転車競技の実績がないため一般入試で鹿屋体育大学を受験して合格。黒川剛監督の指導の下で地道に練習を重ね、2年生の頃から頭角を現しはじめ、4年生ではキャプテンを務め、2016年にはリオデジャネイロ五輪のオムニアムに出場しました。
山本さんは「自転車競技はゼロからのスタートでしたが、そういう人間もすごく成長させてもらえた場所が鹿屋体育大学でした。学生の人数が少ないので、先生方も全員の名前を覚えてくださり、大事にしてもらえました。鹿屋の人たちは温かくて、県外出身者でも関係なく一生懸命応援していただき、とてもうれしかったです。鹿屋はまさに第二のふるさとです」と、引退に際し感謝の気持ちを述べました。松下学長からは「今まで培ってきたものがたくさんあるので、どのような形で生かしていけるか、後輩を育成していくということも視野にいれながらこれからも活躍してほしい」とエールの言葉が贈られました。
(左から)黒川監督、山本さん、松下学長、森司朗理事・副学長
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