令和5年3月25日(月)、本学水野講堂で卒業証書・学位記授与式を挙行しました。

 本年度卒業証書および学位記を授与されたのは、体育学部スポーツ総合課程137名、武道課程48名の計185名、大学院修了生23名、大学院論文博士取得者3名を合わせて合計211名です。5年ぶりに保護者や教職員も出席し、規制のない形で行われました。

式では金久博昭学長が「学部生の皆さんにとって、本学の卒業は、学生アスリートからの卒業を意味します。蒼天のもと自らを鍛え、限界にチャレンジした日々の思い出は、この先、決して色褪せることはないでしょう。一方で、本学での学びが、皆さん自身にとって、また社会に対して、どのような価値を持つのかを身をもって知るのは、これから先の長い人生においてだと思います。つまり、スポーツや武道そのものにではなく、それらを学び、その学びを生かすことができる人生にこそ価値があるのです。4月以降、新たな挑戦をスタートする皆さん、ぜひ本学での学びを生かし、皆さん一人ひとりが、まずは心身ともに健康で充実した日々を過ごしてください。そして、社会人として時代に即した倫理観や社会性を持ち、スポーツや武道を推進し、振興するリーダーの役割を担っていただけることを切に希望します」と告辞を述べました。

来賓祝辞では、鹿児島県藤本徳昭副知事が塩田康一県知事からの祝辞を代読、続いて中西鹿屋市長からの祝辞、最後に今年も室伏広治スポーツ庁長官からのビデオメッセージが披露されました。在学生送辞では体育会会長の月舘龍之介さん(武道課程1年)が「先輩方の大学生活は新型コロナウイルスに左右された4年間でしたが、そのような未曽有の状況下でさまざまなことを学ばれ、どんな逆境にも負けない行動力には見習う点が多々ありました。先輩方が築かれた鹿屋体育大学の伝統を引き継ぎ、さらなる飛躍を目指して在学生一同、尽力してまいります」と力強いメッセージを送りました。

卒業証書・学位記取得者答辞では、金田希一さん(スポーツ総合課程4年)が「体操競技と向き合ってきた時間は決して順風満帆なものではなく、楽しかったはずの体操が嫌いに感じてしまうときもありました。そんな中、どんな時でも私を応援してくれた両親、親身な指導で前を向かせてくださった先生方、切磋琢磨し絆を深めあった仲間たちなど多くの人に支えられ、全日本種目別選手権では念願のつり輪日本一を達成することができました。今こうして成長した姿で卒業を迎えることができたことを本当にうれしく思います。鹿屋体育大学の卒業生であるという誇りを胸に、社会へ貢献できる人材を目指し、私たち卒業生の活躍を鹿屋の地に届けられるよう精進してまいります」と感謝と決意の言葉を述べました。

 その後、柔道部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、水泳部、ヨット部、バーベル部に所属する学生による合唱隊が入場、会場の全員で学生歌を斉唱し、令和5年度鹿屋体育大学卒業証書・学位記授与式は終了しました。


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金久学長

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藤本副知事

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中西鹿屋市長

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室伏スポーツ庁官からのビデオメッセージ

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卒業証書授与
スポーツ総合課程 総代吉永滉太さん

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武道課程 総代二渡雅さん

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在学生送辞を述べる月舘さん

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卒業証書・学位記取得者を代表し、答辞を述べる金田さん

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在学生による合唱隊が入場し、全員で学生歌を斉唱

本学広報室では、令和3年度から学生広報支援員制度を設け、令和5年度は、8名の学生が活動しました。
https://www.nifs-k.ac.jp/information/2023-04-26-48620/  (委嘱式時の記事)

今年度は、そのうち4名が卒業・修了となり、本学卒業式当日(令和6年3月25日)に、学生広報支援員感謝式を行いました。
式では、本学平川広報室長から、多くの投稿動画制作などの広報支援活動について、感謝の言葉が述べられた後、全員に感謝状が贈呈されました。(1名欠席)
学生広報支援員を代表して、有薗ゆい(修士課程2年)さんが、「この2年間で、大学広報としての動画編集作業だけではなく、多くの経験・知識が持てる機会をいただきました。これからの人生において、自分の有益な体験となったこと、大変感謝しております。ありがとうございました」と述べました。

NIFS学生広報スタッフとして2年間携わった2名には、学内外への大学広報活動における学生目線のアイデアを生かした大学広報だけでなく、動画制作の作業手順書も作成し、今後を引き継ぐ学生スタッフへ向けて、多大なる協力をいただいたことから、記念品を贈呈しました。

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NIFS学生広報スタッフとは?

2021年度から広報活動のさらなる活性化をめざし、若くて、旬を感じる感性が豊かな今の学生らに参加してもらう学生広報支援制度を新しく取り入れました。
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NIFS学生広報スタッフの活動

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【キャリア形成支援センター】https://www.nifs-k.ac.jp/campus-life/support/
(後日掲載予定)

NIFS学生広報スタッフラジオ「にふらじ」のお時間です。
にふらじは、様々なゲストとのお話を通して、皆さんにもっと鹿屋体育大学のことを知ってもらおうという企画です。
今回のにふらじは特別編!4年生就職活動インタビューのダイジェストをお送りします。
4年生4人にそれぞれの進路【教員】【一般企業】【実業団】【公務員】と就職活動についてインタビューをしてきました。体育大の学生、これから体育大を目指す高校生のみなさん、ぜひ卒業生たちがどんな想いをもって社会に出ていくのか、そのためにどんな準備をしたのか見届けて頂けると幸いです。今回は、そのインタビューのダイジェストをご覧ください。

ゲスト:佐伯 怜々亜さん (女子バレーボール部4年)
    高原 大武さん  (柔道部4年)
    小手川 聖修さん (陸上競技部4年)
    今村 ひまわりさん(テニス部4年)

本動画は、企画・撮影・編集全て、NIFS 学生広報スタッフが行っています。
【NIFS学生広報スタッフ企画】
にふらじ#17(就職関連ダイジェスト)(3/15 12:00投稿)

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(画像をクリック)

【課外活動団体サイトはこちらから】

【女子バレーボール部】
https://www.nifs-k.ac.jp/campus-life/activities/activity-group/f-volleyball/
【柔道部】
https://www.nifs-k.ac.jp/campus-life/activities/activity-group/judo/
【陸上競技部】
https://www.nifs-k.ac.jp/campus-life/activities/activity-group/track/
【テニス部】
https://www.nifs-k.ac.jp/campus-life/activities/activity-group/tennis/


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入試広報

また、鹿屋体育大学アドミッションセンター広報部も、NIFS学生広報スタッフが同様に協力し、以下のSNSから入試広報を行っております。
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 「スポーツ人口を増やし、スポーツ競技力向上と健康社会を実現する」をビジョンに掲げ、スポーツを「もっと身近に」「もっと推進する」ことを目的に毎年東京ビッグサイトで開催されているスポーツ・健康まちづくり総合展『SPORTEC』が、昨年12月の福岡県初開催に続き鹿屋体育大学で「―最先端スポーツ科学の、実践へのフィードバックを知る―スポーツパフォーマンスフォーラム IN 鹿屋体育大学」と題して3月16、17日の2日間開催され、全国各地から100人を超える方々が参加しました。また、会場内に協賛企業8社のブースを設置し、ビジネス交流が活発に行われました。

開催にあたり、本学の金久博昭学長から「今回の会場となっている国内初の最先端研究施設を備えた本学の屋内研究施設・スポーツパフォーマンス研究センターは、本日来賓としてお見えになっている本学第6代学長の福永哲夫先生のリーダーシップによって2015年に設置されたこと」「TSO International株式会社とネーミングライツ・パートナー契約を締結し、2023年4月から“SPORTECスポーツパフォーマンス研究センター”のネーミングになったこと」、2022年4月の金久学長就任を機に「それまでの研究資源を統合し、新たに“スポーツイノベーション推進機構”を設置し、多様なフィールドとの協調・共創・競争による教育・研究イノベーションの実現に向けて取り組んでいること」などの説明があり、寺田寅彦著『科学者とあたま』(青空文庫)から抜粋した言葉の紹介の後に「今回のスポーツパフォーマンスフォーラムがSPORTECスポーツパフォーマンス研究センターを彩る花園をつくるための記念すべき種まきとなることを祈念します」と挨拶しました。

最初のセミナーは「ZXY Sports Trackingを用いた活用事例」の演題で本学スポーツイノベーション推進機構スポーツパフォーマンス・コーチング部門の沼田薫樹特任助教による講演と実践、3社の企業PRプレゼンテーションを挟んで「スポーツパフォーマンスの向上に向けてどのようにデータを活用しているのか?」と題し、東海学園大学スポーツ健康科学部教授でJATI理事の島典広氏、豊田合成ハンドボール部Blue Falconストレングス&コンディショニングコーチでJATI副理事長の菅野昌明氏、本学スポーツイノベーション推進機構スポーツパフォーマンス・コーチング部門長の髙橋仁大本学教授、同機構同部門の鈴木智晴特任助教の4人が事例発表をした後、髙橋教授をファシリテーターに会場からの質問も受けながらディスカッションが繰り広げられました。

2日目は「打球データを活用したサービス指導事例」を演題に本学スポーツ・武道実践科学系の村上俊祐講師による講演とテニスコートを使った実践でスタート、続いて「モーションキャプチャーシステムによる動作の解析~SPORTECスポーツパフォーマンス研究センターでの活用事例~」の演題で同機構同部門の大澤啓亮特任助教の講演のあと実践、4社の企業プレゼンテーションを挟み、最後のセミナーとして前日の登壇に続き鈴木智晴特任助教が「フォースプレートを用いたパフォーマンス測定~野球選手の測定を例に~」の演題で講演をした後、世界最長50mのフォースプレートを完備したセンター内陸上トラックに場所を移して体験と解説がありました。

TSO Internaional株式会社代表取締役でSPORTEC事務局長の佐々木剛氏は「途中コロナを挟みましたので、構想から7年ぐらいかかりましたが、ようやく形にすることができてホッとしております。筑波研究学園都市に筑波大学やJAXAなど多くの研究・教育機関が集まっているのと同じように、鹿屋体育大学があるここ鹿屋をスポーツ科学のハブにできればと勝手ながら考えております。次回の開催時にはぜひ東南アジアの研究者にもお越しいただき、将来的には鹿屋の町に移住をしてもらって、実践的なフィードバックが行われて毎年のようにスポーツ選手や監督、コーチが鹿屋に学びに来ていただけるという好循環が生まれるようにしたいと思っております。そのきっかけになるのは今回のようなイベントだと思いますので、実現に向けてこれからもSPORTECの鹿屋での開催に取り組んでまいります」と、今後の展開と抱負について話しました。

セミナーに2日間とも参加した台湾からの本学留学生チェン イーチェン(陳怡禎)さん(博士後期課程3年)は「私の専門は運動生理学で、現在は“運動による骨や循環のメカニズム”に関する研究を行っているため、この施設を使う機会があまりありません。2019年に(本学主催の)“第10回国際スポーツアカデミーセミナー”に台湾から参加したので、その時にフォースプレートやモーションキャプチャーも体験させてもらって、学内にすごい施設があることは知っておりました。今は大学院生としてとても身近な場所に施設があるので、今回は貴重な機会だと思って参加しました。先生方が多くのデータ取って分析し、それをアスリートのパフォーマンス向上にしっかりと生かしていることを知ることができてとても感銘を受けました」と、フォースプレートが設置されている走路を走ったり、測定のためのテニスやイベントに自ら積極的に手を挙げてトライする姿が印象的でした。会場内に設けられた8つの参加企業ブースに立ち寄って、話を聞いたり体験してみる人たちの姿も多く見られ、参加者にとっても有意義な2日間になったようです。

閉会にあたり、本学の前田明理事・副学長が「いつかSPセンターでこういうフォーラムをしたいという話をSPORTEC関係者とずっと話をしておりましたが、コロナが明け、今年度からSPORTECのネーミングライツがついた勢いもあり、今回実現させることができたことを大変うれしく思います。セミナー開催に際しましては、JATIさん=日本トレーニング指導者協会の皆さまにご協力いただいたお陰で成功に終わらせることができました。ご後援いただいた鹿屋市、協賛企業の皆さま、2日間ご参加いただいた皆さまに深く感謝申し上げます。来年の開催も、3月15日(土)、16日(日)に決定しました。今後も鹿屋市と協力して“KANOYAモデル”をつくり、全国、そして世界に発信していきたいと思います」と謝辞を述べ、2日間のフォーラムは無事に終了しました。

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開会の挨拶をする金久学長

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初日のセミナーは沼田特任助教からスタート

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髙橋教授(左)と鈴木特任助教(右)

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JATI副理事長の菅野氏(左)と理事の島氏(右)

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セミナー会場の様子

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2日目のセミナーは村上講師からスタート

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実際の現場でモーションキャプチャーシステムによる動作の解説をする大澤特任助教

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フォースプレートを用いたパフォーマンス測定について解説する鈴木特任助教

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“SPORTEC IN鹿屋体育大学”の今後の展開について話をする佐々木社長

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会場内の8つのブースの1つで、実際に体験をする参加者

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閉会の挨拶をする前田理事・副学長

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会場の電子掲示板に投影されたタイトル

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鹿屋市のブース

大学紹介 第9弾

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大学紹介⑨ 今回は大学の授業科目「キャリア形成科目」について紹介します! 

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