令和3年3月6日~8日に開催された日本フットボール学会18回大会において本学体育学研究科修士課程2年の小川稜さんが、若手研究者の中で優秀な研究発表者へ贈られる学会奨励賞を受賞しました。

今回の発表演題は「サッカーのゴールキーパーがシュートストップ時に行うポジショニングの特徴」で、ゴールキーパーとゴールキーパー経験の無いフィールドプレーヤーで比較することにより、ゴールキーパー特有のポジショニングの方略を明らかにすることを目的とし、スポーツパフォーマンス研究センターに設置されているZXY Sport Tracking System(カイロンヘイゴ社)を活用して研究が行われました。

本研究の結果、ゴールキーパーは相手がシュートを打つ前に、ボールとゴールの中心を結んだ線を意識しながら、シュートコースを狭くするように移動し、ボールとゴールの中心を結んだ線よりもニアサイドに寄った位置で事前ジャンプを行うことが明らかとなり、これはゴールキーパーが相手の得点を防ぐことができる可能性を高くする方略を考えるための知見となります。

小川さんは、昨年10月にもゴールキーパーのポジショニングに関する研究で他学会の賞を受賞しており、2年連続のうれしい学長報告となりました。受賞報告を受けた松下雅雄学長は「サッカーの競技力向上に貢献できるよう、数値的に示す研究をこれからも進めていってください」とさらなる活躍を期待する声をかけられました。小川さんは「受賞できると思っていなかったので、とてもうれしかったです。SP研究センターの世界的にも稀有な設備や機器等を使用できたことやサッカー部の皆の協力があって今回の受賞につながったと思います。ご支援をいただいた多くの方に感謝しています」と感謝の言葉を述べました。

松下学長と小川さん

令和3年3月24日、卒業式の日に併せて鹿屋市茶業振興会から学生や教職員へと地元でとれた御茶を御寄附いただきました。

今回の寄贈は、鹿屋市内の御茶生産者からなる鹿屋市茶業振興会から、全国各地の出身者で構成される本学へ、地元の御茶の美味しさを知って欲しい、また若者への普及活動の一環にもつながるとの趣旨で、構成員全員分が寄贈されたものです。

贈呈式は鹿屋市茶業振興会の岩元大作会長より、本学第38代体育会会長の安次嶺心さん(武道課程2年)へ4種類の試飲パックがパッケージ化されたものを「2019年の生産量・産出額として日本一に輝いた鹿屋の御茶を味わってください」と贈呈され、安次嶺さんは「ありがとうございます。みんなで美味しくいただきます」とお礼を述べました。

また、松下雅雄学長からは、自然豊かな環境に恵まれる中、このような地元からの温かいご支援に感謝する内容の御礼状が手渡されました。

折しも農林水産省から2019年の生産量及び産出額が日本一に輝いたと発表のあったばかりの鹿児島県の御茶をいただきました。心からの感謝とお礼を申し上げます。

(集合写真:左から)羽室秀樹総務課長、安次嶺さん、松下学長、岩元会長、西尾仁一(鹿屋市茶業振興会)(集合写真:左から)羽室秀樹総務課長、安次嶺さん、松下学長、岩元会長、西尾仁一さん(鹿屋市茶業振興会)

卒業証書・学位記授与式の様子

令和3年3月24日、水野講堂にて卒業証書・学位記授与式を挙行しました。

本年度、卒業証書及び学位記を授与されたのは、学部卒業生195名、大学院修了生19名及び大学院論文博士取得者2名の合計216名。新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、規模を縮小し、マスク着用や検温、消毒など対策を徹底して行われました。

式では、松下雅雄学長が「本学で、スポーツを「できる」、スポーツを「わかる」、そしてスポーツを「伝える」、そのための知識・能力を修得し、晴れて、本日、卒業証書および学位記を授与された皆さんには、有償、無償にかかわらず、時代に即した倫理観を持って、スポーツ文化を伝える、広めるリーダーの役目を、国内外を問わず、今後、担っていただけることを切に希望します。皆さんが心身ともに健康を維持され、社会のリーダーとして活躍されますことを教職員一同、心から祈っております」と告辞を述べました。

続いて、例年であればスポーツ庁長官から祝辞をいただくところ、今年は室伏広治スポーツ庁長官ご本人からのビデオメッセージをいただきました。メッセージは「今までスポーツを通じて様々なことを学び、本日晴れの門出を迎えられた皆さん。鹿屋体育大学でこれまで学び培ってきたことを基礎とし、自らの手で未来を切り開いていってください。皆さんがこれからの社会を担う原動力となって様々な場でご活躍されることを期待しております」という未来を担う卒業生へ力強い期待が込められたものでした。

卒業証書・学位記取得者答辞では、スポーツ総合課程の杉野正尭さんから「人としてさらには競技者として成長することができたこの4年間は、わたしにとってかけがえのない財産です。わたしたち卒業生は今まで以上の荒波の中に進んでいこうとしていますが、鹿屋体育大学で培った経験を基に、荒波にも動揺することなく、各分野で貢献できる人材になることを目指し精進します」と決意が述べられました。

学長告辞全文(PDF)

(左)学長告辞(右)室伏長官からのビデオメッセージ(左)学長告辞(右)室伏長官からのビデオメッセージ

卒業証書・学位記授与の様子卒業証書・学位記授与の様子

(左)在学生送辞を述べる安次嶺心さん(右)卒業証書・学位記取得者答辞を述べる杉野さん
(左)在学生送辞を述べる安次嶺心さん(右)卒業証書・学位記取得者答辞を述べる杉野さん

この度、スポーツ・武道実践科学系の松村勲准教授が2019年度ランニング学会賞を受賞しました。この学会賞はその前年度にランニング学研究または他の学術研究誌に発表された論文等および学術・啓蒙的著書や映像物等を対象として、最も優れた論文・著書等に対して贈られるものです。昨年新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていた表彰式が令和3年3月20日、21日に行われ、ランニング学会会長の伊藤静夫氏より賞状と盾が贈呈されました。

松村准教授が受賞した研究は、「下肢にスポーツ外傷・障害を抱えた女子長距離ランナーの体重免荷トレッドミルを活用した競技復帰事例―日本インカレ女子10000mで優勝した選手の場合―」で、空気圧で身体(体重)を免荷するトレッドミルを活用したことで、脚(下肢)にスポーツ障害を抱えた大学女子長距離ランナーが的確に競技復帰し、さらには日本学生陸上競技対校選手権大会(通称、日本インカレ)の女子10000mで優勝した事例を報告したものです。研究の結果、体重免荷トレッドミルでのトレーニングを効果的に用いることで、走動作に関わる筋機能や走動作の左右差の改善が図れる可能性が示唆されました。また、ランニングでのトレーニングが継続的かつ安定的に行えるようになり、精神的にも良い影響が出る可能性が窺えました。

今回の受賞について松村准教授は「実践現場での指導と研究の成果が、このように評価され、大変うれしく思います。いつもご支援・ご協力してくださっている皆様に感謝申し上げます」と述べられ、後日行われた学長報告では、松下雅雄学長より「本学の施設を活用して、さらに研究を発展させていってください」と激励の言葉が贈られました。

(左)授賞式の様子(右)後日学長報告にて松下学長と松村准教授
(左)授賞式の様子(右)後日学長報告にて松下学長と松村准教授

令和3年3月23日水野講堂大ホールにおいて、公益財団法人鹿屋体育大学・スポーツ振興教育財団スポーツ奨学金贈呈及び奨学金証書授与式が行われました。本財団では国内外の競技大会で優秀な成績を収めた学生や競技団体に対して、毎年「冠スポーツ奨学金」を贈呈しています。令和2年度は陸上競技部、体操競技部、男子バレーボール部、カヌー部、自転車競技部、女子バレーボール部の6課外活動団体において個人29名、2団体が受賞しました。

また令和3年度スポーツ奨学金証書は、陸上競技部の3名と体操競技部の2名に贈られました。これまでは卒業式と入学式の前後に2回に分けて贈呈式と授与式が行われていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止策として大きな会場で、規模を縮小しての開催となりました。

受給者を代表して、体操競技部の杉野正尭さんが「今年度は試合や大会の数が減り、不安と戸惑いの中で練習を続けてきましたが、ご指導してくださった先生方や風呂井理事長を始めとする財団の皆様からの手厚い支援のお陰で、世界の大会でも戦える選手として成長することができました。来年度は私自身の最大の目標である東京オリンピックで金メダルを取ることを目標にこれからも精進してまいりますので、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いします」とお礼の言葉を述べました。

風呂井敬理事長からは「令和2年度は新型コロナウイルスの影響でさまざまな大会が中止、延期されたにもかかわらず素晴らしい競技成績を収められて、本日財団の奨学金を授与できたことを理事長として大変うれしく思います。日頃の努力の成果であることはもちろんのことですが、先生方のご尽力や保護者、さまざまな関係者の支援のお陰でもあることも忘れずに、これからも高い志を持って目標に向けて努力しながら切磋琢磨し、国内あるいは世界で通用する選手になっていただきたい」と激励の言葉が贈られました。

(左)カヌー部(右)体操競技部(左)カヌー部(右)体操競技部

(左)陸上競技部(中央)自転車競技部(右)女子バレーボール部・男子バレーボール部(左)陸上競技部(中央)自転車競技部(右)女子バレーボール部・男子バレーボール部

(左)受給者代表挨拶を述べる体操競技部杉野さん(右)風呂井理事長の挨拶
(左)受給者代表挨拶を述べる体操競技部杉野さん(右)風呂井理事長の挨拶

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