2022年の新卒採用試験に役立ててほしいと、原口暁斗さん(スポーツ総合課程3年)がこのほど就活情報誌『選択肢を広げろ! 鹿体大生に届けたい就活体験』を発行しました。鹿屋体育大学の学生は大きな夢や目標を持って課外活動にも真剣に打ち込んでいるため、必然的に就職活動を始める時期が遅くなり、就活に充てる時間が少なくなってしまうテニス部の先輩たちをこれまで身近で見てきて、就活の情報をできるだけ手短に届けることで鹿屋体育大学の学生の就活の手助けができればと思ったのが制作のきっかけになったそうです。

自力やツテを頼りに本学の卒業生を探してアンケートに答えてもらう形で制作した「約50人に聞いた先輩の就活」には、銀行・テレビ局・大学・インターネット・旅行会社などさまざまな職種の卒業生が登場、制作に必要な資金を稼ぐために企業広告もすべて1人で集めました。「個人情報の壁にぶちあたって思っていた以上に大変だったけれど、途中でやめられない状況にまで自分を追い込んで、一つのことをやりきりたいという思いで完成させました」と、ボランティアではなくきちんと利益を生み出すことを視野に入れて、鹿屋体育大学の1年生から3年生全員に行き渡るように600冊を発行しました。

原口さん自身は語学を身に付けるため、大学を1年間休学して4月からカナダに留学する予定とのこと。ひと回りもふた回りも成長した原口さんにキャンパスで再会できる日が今から楽しみです。

制作した就活情報誌を持つ原口さん

令和2年11月14、15日にオンラインで開催された「日本水泳・水中運動学会年次大会」における一般口頭発表部門で、修士課程2年の加地智哉さん(体育学研究科体育学専攻)が奨励賞を受賞しました。加地さんは昨年の同大会に引き続き2年連続で受賞です。

今回の発表内容は「慣性センサを利用した泳者の手部で産生される推進力推定方法の検討」と題し、泳者が手で産生した推進力をモーションキャプチャと慣性センサの両者を用いて測定し、得られた値を比較することで、慣性センサにより推定された推進力の信頼性と精度について検証したものです。複数台のカメラを設置し体に付けた反射マーカーの位置を分析するなど測定に多くの手順や機材が必要なモーションキャプチャでの測定を、慣性センサ1つで代用可能となれば、指導現場で応用することができると考えたのがこの研究を始めたきっかけ。この研究結果により、慣性センサは低速から中程度の速度まではモーションキャプチャを用いる手法と近似した推進力を推定できることが明らかとなり、長期間にわたってデータをとる調査や、ビデオカメラでは計測が難しい環境での手部推進力の調査などに応用することが可能となりました。

指導教員の荻田太教授らと共に訪れた学長への受賞報告で松下雅雄学長から加地さんへ「科学をいかに現場で活用するかがこれから重要になっていくと思います。ぜひこのような研究を進めてください」とさらなる活躍を期待する声をかけられ、また指導教員らへは「これからも叱咤激励しつつ、ご指導よろしくお願いします」と声がかけらました。加地さんは「環境や設備に寄らない測定方法を併用することで新たな評価ができるようにしたい」と今後への意欲をみせました。

左から松下学長、加地さん、荻田教授、共同研究の和田智仁教授左から松下学長、加地さん、荻田教授、共同研究の和田智仁准教授

ただいま本学広報室では新しい大学紹介ビデオを制作しています。今回制作中の動画は、4つの短編で、この度その第一弾として「学生生活編」を公開しました。体大生の生活や空いている時間の過ごし方など、少しでも参考なればと思います。

2021年夏には「授業カリキュラム・研究編」「施設・課外活動編」「就活サポート編」を公開する予定です!どうぞ楽しみにお待ちください。

https://www.nifs-k.ac.jp/outline/summary/pr/video.html

※撮影のため一部マスクを外している部分があります。

このたび、学外者を対象にスポーツ指導等を行う実習科目である「スポーツコーチ実習(陸上競技)」として、NPO法人かのや健康・スポーツクラブにおいて、小学生の陸上指導を行ってきた学生22名に対し、同クラブから感謝状が贈呈されました。

2月5日に本学で行われた贈呈式では、2020年度のジュニア陸上サークルの活動として、地域におけるスポーツ活動の運営や指導に大きく貢献されたことに対して、同クラブの堀内航司理事長から感謝の言葉とともに感謝状等が贈呈されました。特に、今年度はコロナ禍の中で、参加する児童の体調管理や消毒・手洗いの指導も行いながら、さらにマスクを着用しての指導と異例づくしの活動となりましたが、無事12月に終わることができました。

3年生でスポーツ指導に従事した学生は、この経験が4年生で行う教育実習に向けて指導の準備の大切さや子どもたちとのコミュニケーションの大切さ、現場での安全管理や臨機応変に対応することの必要性などについて身をもって深く学ぶ機会となった様子で、この実習や機会を与えてもらえたことへの感謝を述べていました。

受賞者は,以下のとおりです(敬称略)。菅翔弥、堀井直樹、岩﨑孝史、瓜田蒼、枝尾祐希、大賀亮也、大塚流華、金城海斗、久保拓仁、甲原海人、小林青、島田智成、副田典岐、竹森あん、丹嶌あやめ、千葉正紀、中島紗弥、仲道彩音、久田ちひろ、藤森敬貴、宮下恵里花、安野春輝

(左)堀内理事長からの御礼と実習生の集合写真(右)贈呈式の様子(仲道さん)
(左)堀内理事長からの御礼と実習生の集合写真(右)贈呈式の様子(仲道さん)

令和2年12月2日オンラインで開催された第6回日本スポーツパフォーマンス学会大会において本学の村上俊祐助教(スポーツ・武道実践科学系)が学会賞を受賞しました。

今大会のテーマは「スポーツパフォーマンス研究論文投稿・掲載促進のための作戦会議~SP研究ならではの論文を大切にするために~」としてシンポジウムが開催されるなか、一般発表としては24題の論文投稿がありました。

村上助教の論文は「テニスの上級者はどのようにスイングしインパクトしているのか?―大学生テニス選手のグラウンドストロークにおけるスイングスピード・ラケット面角度・スイング軌道およびインパクトスポットに着目してー」と題した、テニスのグラウンドストローク時のスイングワークと打球の質の関係について検証したもの。結果フォアハンドとバックハンドではラケット面角度とスイング軌道に違いがあり(フォア:ラケット面を7.6°下に傾け28.7°斜め上方にスイング、バック:ラケット面はほぼ垂直で25.1°斜め上方にスイング)、そのことがフォアハンド・トップスピンにおける打球スピードの高さ、回転数の多い要因であると示唆され、また、グリップの違いや技術レベルにより、インパクトスポットにも異なる特徴がみられることが明らかとなったことが評価されたものです。

受賞に際し村上助教は、「この研究はソニーネットワークコミュニケーションズとの共同研究で得られたデータを用いて分析したもので、スイングワークや打点といった動作にも目を向けることで、選手の特徴を考慮した評価や指導に繋げることができると考えます。今後も選手や指導者が活用できるような実践的研究を進めていきたいと思います」と今後への意欲をみせました。本学テニス部学生の協力やスポーツパフォーマンス研究センターの球質測定機器など、コロナ禍でも本学が所有する設備や環境を可能な範囲で有効活用しての論文執筆の結果が認められた形でもあり、今後の活躍が期待されます。

村上先生お顔と賞のご紹介

写真:村上助教と今回いただいた楯と賞状

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