1月29日~2月2日に青森県で開催された第75回国民体育大会冬季大会のスピードスケート競技成年男子1000mで3位に入賞した小林寛和さん(鹿児島県体育協会)が、本学スポーツトレーニング教育研究センター(以下「トレセン」)を訪れ、測定とこれまでのデータのフィードバックを行いました。

長野県、東洋大学出身の小林さんですが、大学を卒業するにあたり今後の活動について悩んでいる時期に鹿児島県体育協会からお誘いを受け、令和元年5月頃から鹿屋体育大学での測定やトレーニングが可能な体制が整い、オフシーズンの8月中旬頃まで集中してトレーニングを積みました。本学では、トレセンの山本正嘉教授とゼミ生のサポートによる体重の管理から無酸素・有酸素系のトレーニングや測定、そしてトレーニング環境シミュレーター室での低酸素トレーニング等を中心に実施し、タイムトライアル1000mで2.4%タイムアップする程の成長がみられました。初めての土地・環境に一人身を置き、追い込み、まさに心身ともに鍛えられた結果、今回の3位という目覚ましい活躍がみられました。小林さんは今回の結果を「皆さんの支えがあって3位や自己記録更新に結びつきました。自分の能力・体力が視覚化されたことでモチベーションアップにつながりました。低酸素室でのトレーニングによる疲労度の違いを実感するなど、とても貴重で有意義なご支援をいただきました」と述べ、これからますますの活躍が自分でも楽しみな様子でした。

また今回の小林さんの測定データ等を支援したゼミ生山口大貴さん(3年制博士課程大学体育スポーツ高度化共同専攻)は、今後コーチング学会で発表することとしているなど、本学学生の活躍へもつながりました。皆さんの今後の活躍を期待されます。

フィードバックで意見交換する小林選手と山本教授やゼミ生8

【写真左】フィードバックで意見交換の様子【写真右】小林さん(中央)と山本教授とゼミ生(右から山口さん、イオアニス ヨルギオス フダラキスさん、小原侑己さん)

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