文部科学大臣杯第76回全日本大学対抗選手権自転車競技大会が、トラックレース(8月13日~15日、長野県松本市美鈴湖自転車競技場)とロードレース(8月21日~22日、群馬県利根郡みなかみ町群馬サイクルスポーツセンター)で行われ、大学対抗となる総合成績で本学自転車競技部が優勝しました!

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左から石上夢乃さん、成海綾香さん

総合成績を大学対抗で競う女子総合は、トラックレース終了時点で1位の大学と6点差がついており、優勝のためにはロードレース(1周6kmのコースを17周回=102km)において、優勝が必須かつもう1人が1位の大学の選手より上位に入らなければならないという厳しい条件がありましたが、石上夢乃さん(3年)が優勝、3位に成海綾香さん(3年)が入ったことで逆転し、5年ぶり14回目の総合優勝を達成しました。

ロードレースの展開は、周回数とともに他大学の選手が絞られていく中、石上さんと成海さんは集団の前方でレースを走行して、ゴール前のスプリント勝負で勝利を掴みました。

女子ロードレースで優勝した石上さんは、「トラックレースでは、2種目に出場したが優勝を逃していた。今回のロードレースで他大学を追う立場になったが、これまでの練習を信じて力一杯ペダルを踏みこむことができた。冷静にレースの勝負どころを判断できたことが勝因だと思う」と話しました。

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試合の様子

後日行われた学長報告では、山口大貴監督から強さの秘訣について、スポーツトレーニング教育研究センターなど本学の施設を有効活用して、練習内容の見直しや、体力値のモニタリングなど1人1人に合わせた練習を工夫されたことなどが語られました。また、松下雅雄学長から「卒業生もオリンピックなど大きな舞台で活躍しているので、その姿を目標にしてほしい。また次のステップへ向けて今後も頑張ってください」と激励されました。

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左から松下学長、成海さん、石上さん、山口監督、長島顧問

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