本学の髙橋仁大教授(スポーツ・武道実践科学系)と沼田薫樹特任助教(スポーツパフォーマンス研究センター)が、国際学会「International Sports Medicine & Sports Science Conference 2020 (Virtual edition)」においてBEST EPOSTER AWARDを受賞しました。

「The relationship between the scoring and the rally numbers in men’s collegiate tennis in Japan」と題した髙橋教授の受賞研究は、テニスにおいて世界トップレベル選手のゲームではすでに示されている、ラリーが続いてもサーバーが得点率等で優位性を持っていることについて、大学生レベルのゲームで検証したもの。結果は、対象とした日本の男子学生選手においては、1stサービスで直接得点になった時のみサーバーの優位性が示されたこと、サービスで得点に繋がらなかった場合は、フォアハンドストロークが次の得点源としての優位性が見受けられたことと明らかにし、実践現場への有益な情報となることが示唆されたものです。この受賞に関し髙橋教授は「この研究はゼミ生の卒業研究を発展させたものです。テニスの指導現場では『サーバーが優位である』と言われていますが、大学生レベルではそこまでの優位性は無いのではないかという疑問から始まりました。得られた結果はサーバーの優位性は限定的なものであることを示しており、指導現場に活用できる新たな知見と言えます。今後も指導現場につながるような、現場目線の研究を進めていきたいと思っています」とコメントしました。

沼田特任助教は「Kinematic Differences in Left-Right Side in Blocking among College Women's Volleyball Players in Japan」と題した研究で受賞しました。研究内容は、バレーボールの守備基本とされるリードブロック(トスが上がった方向にブロックする)において、ブロックの左右差を測ったもの。本学のスポーツパフォーマンス研究センターのモーションキャプチャ―システムによる動作解析やフォースプレートを用いて行い、跳躍高、最高到達点、動作時間は左が高いこと、通常のスパイク動作と動きが類似する左へのブロックが高いパフォーマンスが得られている可能性があることを明らかにしたものです。沼田特任助教は、「この学会ではバレーボール部の競技力向上を目指し、得られたデータから発表しました。現場での疑問や課題をすぐに測定できる鹿屋体育大学の環境が素晴らしいからこそできた発表だと思います。賞をいただけると思わなかったですが、研究に協力していただいた方々のお陰です。皆様にとても感謝しています」とコメントしました。

この二つの受賞は各々が主研究者であり共同研究者でもあり、喜びも倍増で、2人の益々の活躍が期待されます。

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