令和4年11月13日、「~バラが舞い!カンパチ跳ねて!ウシ突き進む!~Blue Winds presents 2022かのやエンジョイスポーツ」が本学スポーツパフォーマンス研究センターを会場に開催されました。このイベントは、大学スポーツを活用した市民参加型の運動会を実施することで、大学を核としたスポーツと地域の融合による交流人口の増加を図ることを目的に開催されています。新型コロナウイルス感染症の影響からオンライン等による開催を挟み、3年ぶりに対面での開催となった今回は10チーム68名が参加しました。
開会式では、中西茂鹿屋市長、金久博昭鹿屋体育大学長からの挨拶があり、その後チームいっぽいっぽ兄組から大山翔貴さん、佐野竜清さん、荷掛諒馬さん、松浦颯良さん、森本悠也さんの5名が「正々堂々と戦い、全力でエンジョイすることを誓います!」と元気いっぱいに選手宣誓しました。また、準備運動として、本学とKKB鹿児島放送の共同開発で普及を進めているダンス運動「Exseed」を全員で行いました。

今回プログラムとして、全部で5種目準備されました。中でも、4対4で綱引きをしながら1番前の参加者が横の台に置いてあるピンポン玉を自分の頭上のかごに入れていき、時間内にかごに入れたピンポン玉の数を競う「ソーシャルディスタンス綱引き」では、綱引きに負けないように力いっぱい綱を引っ張りながら、真剣な面持ちで次々とピンポン玉を入れていく姿が見られるなど、白熱した戦いが繰り広げられました。この種目に参加したチーム鹿屋市役所野球部でマネージャーの迫田清佳さんと立野朋美さんは「シードだったので1試合少なかったですが、想像以上に疲れたし、難しかった。普段運動をしないので、体を動かせて良かったです」と話してくれました。綱引きには各チームの助っ人として、本学の学生や鹿屋市のマスコットキャラクター”かのやカンパチロウ”が参戦し、参加者と協力して競技しました。
次に行われたのは、各チームの代表者2名が野球ボールを投げる前に自分の球速を予想し、実際の投球速度との差の合計で競う「スピード感コンテスト」です。この種目では、スポーツパフォーマンス研究センターの測定機器「トラックマン」を使用し、球速をリアルタイムで確認しながら実施されました。投球は一発勝負のため「野球経験もないし、自分がどれくらいの球速を出せるのかまったく想像がつかない」という声も聞こえる中、この種目の優勝チームは2人で誤差の合計が5キロという会場も驚きの的中率を見せていました。
そのほかにも、「○×クイズ」、「予測不可能!アスリートダービー」、「リングバトンリレー」が行われ、会場は終始大盛り上がりでした。今回、鹿屋市の広報誌に入っていたチラシを見て参加してくれたというバドミントンの社会人サークル、チームスクラブバッズの川原賢士さんは「野球ボールを投げるのは初めてだった。普段できないことが色々できて楽しかった」とイベントに参加した感想を聞かせてくれました。また、本学に「来たのは中学生の時の研修以来10数年ぶり」だといい、当時の思い出についても話してくれました。

プログラム5種目すべての1位のチームには賞品として鹿屋市の特産品が贈られ、参加者全員に本学オリジナルグッズが贈られたこの日1日、参加者たちはナイスプレーに拍手や歓声で盛り上がったり、写真や動画を撮影したり、思い思いにイベントを楽しんでいました。イベントは「また来年お会いしましょう!」の声で締めくくられ、参加者は体を動かした心地よい疲れとともに、笑顔で帰路につきました。

鹿屋体育大学31011

開会式で挨拶する中西鹿屋市長、金久学長、選手宣誓

鹿屋体育大学31012

綱引き、アスリートダービー、リングバトンリレーの様子

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