鹿屋体育大学0

スポーツパフォーマンス研究センターでの測定の様子

令和4年12月19日から28日にかけて、プロ野球北海道日本ハムファイターズの吉田輝星選手およびトレーナー2名が鹿屋市との連携による「スポーツ合宿まちづくり推進事業」で鹿屋市を訪れ、本学の施設でトレーニングや動作測定などを行いました。

測定を実施した2日間は、本学スポーツパフォーマンス研究センター(以下、SPセンター)にて、ハイスピードカメラやRapsodo、モーションキャプチャシステムを用いて投球フォームの動作測定や球質の測定を行いました。これらの機器を使って測定することにより、自身の投球の感覚を数値化できるため、現在のパフォーマンス状態を確認することが可能です。吉田選手はボールを投げると、ハイスピードカメラで撮影した投球フォームなどをトレーナーやSPセンターの教員とともに映像で確認し、細かい動作の確認作業を1球1球繰り返し行っていました。測定を担当したSPセンターの鈴木智晴特任助教は「吉田選手は、自分の身体を本当の意味で『熟知』しています。自分の身体の専門家で、トレーナーからのアドバイスを基に自分がどういう感覚で動けばどのような動作になるのか、すぐに体現できていました。ここに吉田選手の凄みを感じました」と、測定を通して感じた吉田選手の研ぎ澄まされた身体感覚についてコメントしました。

また、合宿の期間中、吉田選手はトレーナーらとともに金久博昭学長を表敬訪問しました。金久学長が本学での合宿の手ごたえについて質問すると、吉田選手は開口一番「とにかく野球に集中できています」と述べ、本学の施設や設備を利用して効果的にトレーニングができていることを報告しました。話題はスポーツ選手のメンタルの向き合い方にも及び、学生と同年代である吉田選手がプロ野球の世界でどのように日々の試合や自分の状態と向き合い、一流のパフォーマンスを発揮しているのかなどについて話しました。そのほか、本学が今後も様々な競技のアスリートを受け入れ、施設等を利用していただくために今後どのようにすればより良くなると思うかについて金久学長が尋ねると、吉田選手やトレーナーが実際に使ってみての感想や選手・トレーナー目線で欲しい設備・環境についてなどの貴重な意見交換も行われました。

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測定の様子

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(写真左から)平川理事・副学長、金久学長、吉田選手、和田トレーナー、佐々木トレーナー、前田理事・副学長

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