ダンス発表会の様子8

令和5年2月15日、後期授業「ダンス」の最終授業・成果発表としてダンス③、ダンス④の履修生及び授業補助をしたダンス部員総勢約80名による「ダンス発表会」が本学の水野講堂で行われました。「ダンス」は、教員免許取得のための必修科目となっており、学校体育の中で取り扱われている「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」を、学生自身がダンスの技能を身に付けながら、将来指導者として実際に役立つダンスの知識や指導・評価方法について学びます。コロナ禍により令和2年度及び令和3年度は中止(ダンス動画作成で代替)となっておりましたが、今年度は前期に引き続き、コロナ対策を実施したうえで履修生のみを観客とする形で開催しました。

今回の発表会は、最初にExseedを約80名でダンスした後、履修生の6グループが3種の曲で1曲ずつ、ダンス部で1曲など全10曲が披露されました。同じ曲でもグループごとの異なる感性が盛り込まれたフォーメーションや動きで工夫された成果のダンスは、折に触れて会場に笑いを誘う、楽しい時間となりました。また今回発表されたダンスは、新型コロナウイルス感染症の影響の中で、オンライン授業や人との距離をとった学生生活を主に過ごしてきている現在の学生が、「ダンス」の授業を通じて、人と対面で関わり何かを創り、様々な感情や思いを表現できる機会にもできたようで、「一体感」や「仲間」が組み込まれたような構成が多く見受けられました。

履修生の多くがこの履修・習得を経て、来年度教育実習にいくことになる「ダンス」であり、発表会は「する」「見る」「支える」「知る」という「ダンス」へのあらゆる関与形態を一度に体験する学習の場としての意義があるものですが「部活と違った動きは、覚えるのが大変だったけど、楽しかった」と、楽しみながら履修できた感想を一人の学生が話してくれました。最終成果発表としての発表会は、平成22年度から毎年開催されており、本学の伝統の一つとなりつつあります。

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