令和3年10月18日~21日、U-21ナショナル強化合宿(日本体操協会主催)が初めて本学で行われ、将来のオリンピアンを目指す選手らが集いました。2019年第1回世界ジュニア体操競技選手権大会の優勝者や2019年全日本体操種目別選手権の跳馬優勝者ら、本学の選手(学生)5名を含む総勢17名が参加しました。従来は東京のナショナルトレーニングセンターで行われるこの合宿ですが、新型コロナウイルス感染症の影響から、昨年度は実施することができませんでした。本学体操競技部の監督で、現在U-21ナショナル強化部長を務める村田憲亮監督が、選手育成の貴重な機会である強化合宿を今年は実施したいとの思いで、本学の松下雅雄学長の許可を得て、各選手の所属大学等と協力の下に実現しました。

本学の体操競技部は、現在村田監督や中谷太希コーチの指導の下、歴代の監督の思いも脈々と引き継がれながら昨今好成績を残しつつあり、卒業生で現在セントラルスポーツの前野風哉選手や東京2020五輪の代表も最後まで争った杉野正尭さん(修士課程1年)をはじめ世界レベルで闘える選手を複数名輩出し始めています。さらに、昨年度に練習室等体育館の改築が行われ、照明設備を新調することができた中での今回の強化合宿であり、本学の環境が練習場所として好条件であることのお墨付きを得たようです。

この4日間の合宿を経て北九州市で開催中の世界体操競技選手権大会の見学に行く選手たち。合宿に参加した本学の5名は、いつものメンバーとは違う仲間ともライバルともいえる精鋭たちの中でお互いに切磋琢磨しながら貴重な練習時間を満喫しているようでした。U-21日本代表チームのキャプテンを務める本学の長谷川毅さん(スポーツ総合課程3年)は「リラックスできるいつもの環境(本学)にトップ選手が沢山集まってくれている。練習をしながら基礎のような細かなことでも苦手な部分をその時に質問し合えていて、とても充実した貴重な時間。合宿選手ではない本学の体操競技部員にとっても交える時間があって成長できそう!」と力強く話してくれました。U-21代表合宿参加者も本学の体操競技部も今後の活躍にますます目が離せません。

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監督らの指導を真剣に聞き入る参加者

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思い思いの種目にトライし続ける選手たち

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