天候にも恵まれた10月23日(日)、「みんなのタイムトライアル・スプリント2022 in大崎 supported by Blue Winds」(主催:国立大学法人 鹿屋体育大学 後援:大崎町、ニチガスクリエート、協賛:冨士屋あめ本舗)がジャパンアスリートトレーニングセンター大隅で開催され、小学1年生から74歳まで38人が参加しました。
種目は50m、100m、4×100mリレーの3種目で午前中は室内競技場で50m、100mの第1レース、午後は屋外競技場でリレー終了後に第2レースの50mと100mが行われ、午前中の自己タイム更新にトライしました。司会は今年もMBC南日本放送の松木圭介アナウンサーが務め、会場を盛り上げてくれました。
今回最年長で参加した森木隆さん(74)は「友人に誘われて60歳を過ぎてからNIFSスポーツクラブの陸上に入って100m走を始めた」そうで、10年間で記録を大幅に短縮したのだとか。同クラブに所属している土山正登さん(41)は「森木さんを見ていて、先生方の指導の下、正しくアプローチすればいくつになっても成長することを学べたことはとても大きかったです」と話してくれました。学生時代、跳躍の選手だったという土山さんは「転勤で鹿屋市に来たのがきっかけで、NIFSスポーツクラブに入って1年です。部活動の地域移行が言われる時代の中で、鹿屋体育大学のNIFSは良心的な会費でスポーツを楽しむことができて、本当にありがたいと感じます。みんなのタイムトライアルは、だれでも気軽に参加することができるとても魅力的なイベントだと思います」と、好意的なコメントも寄せてくれました。同クラブ所属で自己記録を更新した牧陽一さん(63)は「鹿屋体育大学で日々コーチの先生方にご指導を受けているお陰で、6~7年ぶりに自己記録を更新し、100mを12.97秒で走ることができました。ありがとうございました」と感謝の気持ちと喜びの声を聞かせてくれました。
イベント総責任者の北村尚浩教授は「大崎町での開催は昨年に続いて2回目でしたが、今年はジャパンアスリートトレーニングセンター大隅の施設が持つ利点を生かして、スプリントに限定しての種目で開催しました。午後からは機械のトラブルで、サポートにきてくれた本学陸上競技部の学生のみなさんと施設の方々が全力を挙げて解決すべく動いてくださったのですが、やむなく手動でタイムを測定することになり、参加してくださったみなさんには申し訳なかったです。日本有数の施設で走れたことに、みなさんが満足して帰っていただけたのであれば幸甚に思います」とコメントしました。参加者は参加賞の桜島小みかんキャンディー、開運飴、Blue Windsマスク、記録証、写真判定などをお土産に帰途につきました。
「みんなのタイムトライアル2022 in 鹿屋体育大学」は11月3日(木・祝)に鹿屋体育大学陸上競技場で開催予定です。

午前中は室内競技場で開催

午後から青空の下、元気に50mと100mに参加する子どもたち

On your mark!のかけ声のあと、ピストルの合図でスタート

今年もMCはMBC南日本放送の松木圭介アナウンサーが務めました。「プロの方がアナウンスをするとイベント自体が盛り上がりますね!」といった声が参加者から聞こえました。

もともとは跳躍の選手だったという土山さん(写真中央)。100mでも軽やかな走りを見せてくれました。

この大会で自己新記録を出した牧さん(先頭)
令和4年10月8~9日に開催された2022年度日本水泳・水中運動学会年次大会において、本学の成田健造講師と、博士後期課程2年加地智哉さんが研究奨励賞を受賞しました。3年ぶりに対面形式で行われた当学会は口頭発表22件、ポスター発表12件の合計34件の発表があり、うち5件に研究奨励賞が授与されたなかでの2件が本学関係者です。
「クロール泳中の身体セグメントの姿勢・動作速度から抵抗力を考える~圧力抵抗の観点から~」と題した成田講師の発表論文は、競技、研究の両面で追究されている「抵抗力が小さい泳ぎ方はどのような泳ぎ方か」を流体力学的な視点から研究したもので、今回、実際の水泳運動の特徴を考慮した「抵抗力に関連する泳動作指標」を考案しました。そして、その新しい指標を用いたところ、クロール泳中の抵抗力との関連が強く表れ、人間特有の「水泳運動時の抵抗力」を考える新たな視点を評価されたものです。
「キック動作および泳速度変化に伴うクロール泳中の手部の推進力」と題した加地さんの発表論文は、クロール泳での「キック動作の役割」について言及するために、①脚に浮きを挟み腕だけで泳ぐ運動②浮きを挟まずに腕だけで泳ぐ運動③脚をつかってキックしながら泳ぐクロール泳の三つの運動を三次元で解析し、同時に泳者の手に着けたセンサーから手の推進力を推定することで、三つの運動の違いについて評価しました。この研究で、クロール泳はキックを行うことで小さな手の推進力で高い泳速度を実現していることがわかり、「クロール泳でのキックは推進に有効な手段である」という重要な知見が得られたことを評価されたものです。
後日、成田講師と、加地さんの指導教員である田巻弘之教授が出席し、国立研究開発法人産業技術総合研究所で働く加地さんはリモートで、金久博昭学長への学長報告に出席しました。そこでは、2名が受賞した喜びと、その他の受賞者も本学卒業者や関係者等でもあることから、本学の水泳・水中を研究する環境・設備が本当に世界でも稀有であることをベースに、今後のますますの研究の追求・発展を期待する会話で始終盛り上がりました。そして学長からお二人に「10年後を見据えた研究を行ってほしい」とお声掛けし、加地さんへ「多くの論文をパブリッシュし、鹿屋体育大学で水泳研究をさらに広めてほしい」や「世界に羽ばたいて鹿屋体育大学に帰って来てほしい」と、成田講師へは今回の動作指標に着眼を置いたことに興味を示し、賞賛しながら「若手の研究仲間とともに切磋琢磨しながらますます頑張ってほしい」と激励の言葉をかけました。
また、最後に学長は、最近の学内関係者の学会賞が続くことを喜び、このような報告が続くことを期待しつつこのたび広報室で準備できた副賞の本学名入りボールペンを授与しました。

(写真左)成田講師、金久学長、田巻教授 (写真右)加地さん
スポーツ庁の委託事業として一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)公募の令和4年度「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」として本学が採択された事業の一つである【職域からの運動・スポーツ実践モデル事業】がスタートしました!
“大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業”は、大学が有する豊富なスポーツ資源(人材、施設、教育・研究、部活動の成果など)を有機的かつ複合的に活用し、自治体が抱える地域の課題を解決する持続可能なモデル事業を実施し、その成果を全国へ展開することを目的とするもので全国5大学(2022年9月30日時点)が採択されました。
事業は、所在地である鹿屋市の地域課題の解決を目指し4つの事業(下記紹介)を持続可能なモデル事業として取り組むもので、今回スタートしたのは、複数の事業所から総勢約100名が参加する(3)『職域からの運動・スポーツ実践モデル事業』です。働き世代や子育て世代のスポーツ実施率が全国平均と比較して低く、メタボリックシンドロームやその予備軍が多い傾向にあるという鹿屋市の課題に対し、「働き世代や子育て世代の運動不足」への隙間時間をつかった運動不足解消へのアプローチの検討・モデル事業の構築に結び付けることを目的としています。
スタート時としてのフィジカルチェック日には、本事業の趣旨説明やアプリ等準備を経て10項目のフィジカルチェックを行い、自身の「今の体力や関節可動域」等が可視化されました。約2か月後には、参加者自身が「今の体力」等を自覚した後の行動がどう変わったか、もしくは変わらなかったかなどの結果が得られることとなり、より「働き世代の隙間時間にふさわしい運動や習慣」等についての検証データとなります。
フィジカルチェックを行った参加者は「思っていたより自分の動く範囲が狭い(小さい)」「実年齢より若かった!」等々楽しみながら測定しており、このモデル事業を進める本学の中垣内真樹教授は「鹿屋体育大学のある鹿屋市民のスポーツ実施人口や健康意識を高めることは本学の使命とおもうので、今回のデータを有意義なものとしたい。まずはこの2か月間が楽しみです」と期待と今後への意欲を語っていました。


鹿屋市役所(上段)と鹿屋体育大学(下段)でのフィジカル測定日の様子
【補足説明等】
●採択された4モデル
(1)子どもの運動プログラム(Exseed)指導者養成事業
(2)語るスポーツ人材育成事業
(3)職域からの運動・スポーツ実践モデル事業
(4)目指せ鹿屋健康寿命日本一プロジェクト事業
●職域からの運動・スポーツ実践モデル事業協同会社ご紹介
・健康アンケートの趣旨説明・実施説明等:
株式会社スポーツリンクアンドシェア(本社:鹿児島県鹿児島市、代表:川前真一)
・使用アプリ「WEBGYM」制作会社:
株式会社東急スポーツオアシス(本社:東京都渋谷区、代表:山岸通庸)
・フィジカルチェック「ケガゼロ」サポート・実施担当:
一般社団法人スポーツ障害予防協会(本社:東京都千代田区、代表:荒川優)
この度、鹿屋体育大学は、スポーツ庁の委託事業として一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)より公募のあった、令和4年度「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」に採択されました。
この事業は、大学が有する豊富なスポーツ資源(人材、施設、教育・研究、部活動の成果など)を有機的かつ複合的に活用し、自治体が抱える地域の課題を解決する持続可能なモデル事業を実施し、その成果を全国へ展開することを目的とするもので全国5大学(令和4年9月30日時点)が採択されたものです。本学では、大学の所在地である鹿屋市の地域課題の解決を目指す持続可能なモデル事業として、以下の4つの事業に取り組みます。
(1)子どもの運動プログラム(Exseed)指導者養成事業
(2)語るスポーツ人材育成事業
(3)職域からの運動・スポーツ実践モデル事業
(4)目指せ鹿屋健康寿命日本一プロジェクト事業
各事業について
(1)子どもの運動プログラム(Exseed)指導者養成事業
鹿屋市教育委員会の協力により、鹿屋市内の小学校教員15名を、Exseedの指導者として養成する取り組みを実施します。
(2)語るスポーツ人材育成事業
令和4年9月に「スポーツを数字(データ)でカタルガ!-語るスポーツ養成プロジェクト-」を実施しました。また、12月にシンポジウムの開催を予定しております。
(3)職域からの運動・スポーツ実践モデル事業
働き世代、子育て世代の身体活動量や心理的安全性等の課題を把握し、動機づけ支援を行う事業です。株式会社スポーツリンクアンドシェア、一般社団法人スポーツ障害予防協会、株式会社東急スポーツオアシスとの共同により事業を実施します。
(4)目指せ鹿屋健康寿命日本一プロジェクト事業
ICTを活用した介護予防プログラムを地域在住高齢者を対象に実施します。本事業は、三井住友海上火災保険株式会社、ジョージ・アンド・ショーン株式会社との共同により実施します。
令和4年10月18日、MBCテレビ「かごしま4」で、本学の情報が取り上げられます。お時間のご都合がつく方はぜひご視聴ください。
記
(放送番組)
MBCテレビ「かごしま4(よじ)」
(放送日時)
令和4年10月18日(火)15時49分~
(内 容)
第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の自転車競技成年男子スクラッチに鹿児島県勢として出場して優勝し、日本一に輝いた古谷田貴斗さん(スポーツ総合課程:4年)と、和牛のオリンピックと言われる「第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会」の第8区去勢肥育牛の部で日本一になった鹿屋市・うしの中山の飯山真志専務にそれぞれの想いを聞く。古谷田さんには来年のかごしま国体への意気込みも尋ね、その後「中山亭 鹿屋店」で日本一の牛を堪能する。
※VTR尺6分での紹介となります。お見逃しなく。

令和4年10月8日、大学説明会を対面形式及びオンライン形式のハイフレックス型により開催しました。この説明会は高校生、受験希望者(保護者を含む)及び学校関係者を対象に、本学に入学するとどのようなことが学べるかを知ってもらうことを目的として開催しているもので、7月16日開催に引き続き今回が2回目です。
開会にあたって、前田明理事から「本学は開学41周年を迎え、OB・OGが様々な現場で活躍しています。スポーツは、「する」だけではなく「ささえる」等の様々な側面を持っていますが、本学は様々な視点から専門的にスポーツを学ぶ環境を備えており、本日はその充実した施設等をぜひご覧いただけたらと思います。今回の説明会をお楽しみください」と挨拶がありました。
続いて、アドミッションセンター長の中本浩揮准教授から、本学の特徴である施設や研究者等の充実したスポーツ実践環境、教育プログラム、学生生活、入試及び卒業後の就職に関することや、「スポーツを学問として極めていきたい、この選手はどうして優秀なのだろう?ということを科学的に調べてみたい、という気持ちがある人には最適な環境です」と紹介がありました。その後、在学生からの説明があり、大園倫太郎さん(スポーツ総合課程:2年)からは「1)入試に備えてどのような事前準備や心構えを整えておくとよいか 2)大学生活の紹介」、保母純伽さん(同:3年)からは「1)体育・スポーツ教育強化プログラム(SHEEP)の学生として送っている学生生活の紹介 2)進めている研究(バイオメカニクス)の紹介」、川井高光さん(武道課程:3年)からは「1)鹿屋体育大学に入学しようと思ったきっかけ 2)学生生活の紹介 3)所属している剣道部の紹介」がそれぞれ語られました。
次に、実験・実習体験及び体育施設見学が行われました。本学の施設の研究機器等を実際に体験する機会も設けられ、参加者からは「充実した施設環境があるので、鹿屋体育大学に入学したらとても効果的な練習を行うことができると思いました」「野球をしていますが、トラックマンを今回初めて体験しました。球速だけではなく、回転数、リリースポイント等を確認することができるので、トレーニングの質をとても高めることができそうです」などの声が上がりました。
最後に中本アドミッションセンター長から閉会の挨拶があった後、希望者を対象とした個別相談会が実施され、相談者からは「高校で研究を行っており、大学でも引き続き行っていこうと思っていました。今回の個別相談会で、この大学に入学するとどのような学生生活を送ることができるかをイメージすることができました」などの声が聞かれ、とても有意義な相談会となりました。

(左)開会の挨拶を行う前田理事(右)本学の説明を行う中本准教授

(左から)大園さん、保母さん、川井さん

施設見学で行われた測定機器体験の様子


個別相談会の様子
令和4年10月16日、MBCラジオ「MBCスポーツ」で、本学の情報が取り上げられます。お時間のご都合がつく方はぜひお聴きください。
記
(放送番組)
MBCラジオ「MBCスポーツ」内、おおすみスポーツストーリーのコーナー
(放送日時)
令和4年10月16日(日)18時~(18時20分頃から登場の予定)
(内 容)
第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」のなぎなた成年女子演技で、鹿児島県勢として出場した本学なぎなた部の秋葉笑里さん(武道課程3年)と田口真耶さん(令和2年度同課程卒業)のペアが優勝しました。番組では秋葉さんに優勝の喜びの声のほか、なぎなたの魅力、来年のかごしま国体への想いなどについて宮内ありさリポーターがインタビューしました。ぜひお聴きください。番組終了後はブログもご覧ください。
※MBCラジオ「MBCスポーツ」
https://blogs.mbc.co.jp/sport/
令和4年10月5~9日に開催された同大会自転車種目に出場した本学自転車競技部の古谷田貴斗さん(スポーツ総合課程:4年)が自転車成年男子スクラッチで優勝しました!また、女子スクラッチでは成海綾香さん(同課程:4年)が鹿児島県勢として6位、女子ケイリンでは年見穂風さん(同課程:1年)が宮崎県勢として2位に入賞するなど好成績を残しました。

写真左から)古谷田さん、成海さん、原田裕成さん(OB)
〇大会名
第77回国民体育大会
〇開催時期
令和4年10月5~9日
〇開催場所/トラックレース:宇都宮競輪場(栃木県)、ロードレース:那須町特設コース
◎結 果
成年男子スクラッチ
優勝🏆 古谷田 貴斗(鹿児島県勢)
女子ケイリン
2位 年見 穂風(宮崎県勢)
成年男子4kmチームパ―シュート
4位 鹿児島県勢(古谷田、津留 崚(同課程:2年)、 原田、冨尾(OB))
女子チームスプリント
4位 宮崎県勢(年見、岩元(同課程:1年)
女子スクラッチ
6位 成海 綾香(鹿児島県勢)
女子500mタイムトライアル
6位 中西 美央 (岡山県勢/同2年)
8位 岩元 美佳 (宮崎県勢/同1年)
女子ロードレース
8位 成海 綾香(鹿児島県勢)
*その他成年男子個人ロードレースで優勝した山本大喜さん(三重県勢)をはじめ多くの卒業生がご活躍されました。心からお慶び申し上げます。
令和4年10月1日~2日に開催された日本野外教育学会第25回大会において、本学の棟田雅也助教が大阪体育大学の徳田真彦講師らとともに論文に纏め発表した「中学生に対する自然体験活動が地域愛着および行動意図との関係性に及ぼす影響―南房総学に着目してー」が若手優秀発表賞を受賞しました。
この研究は、自然体験活動が子どもたちの地域愛着および行動意図との関係性に及ぼす影響について明らかにすることを目的として進められました。その結果、中学生が自然体験活動を経験することにより、その地域への愛着がすべて高められ、さらには、その地域愛着の高まりが環境資源を守りたいと思う「資源保護意図」をも高めることが示唆されたものです。
中学生を対象にした自然体験活動における地域愛着尺度の信頼性と妥当性を検証したこの研究はこれまでなく、地域愛着という新たな観点から自然体験活動の効果を測定したことが評価され、今後さらに横断的な検証も深めることにより、自然体験活動を通じた魅力の発見から地域への愛着を高めること、社会的影響へ波及効果等のエビデンス構築に繋がると期待され受賞につながったものです。
金久博昭学長への報告では「今のデジタル社会においては、自然の活動教育とのバランスが今後の教育のポイントになってくると思っていて、大事な着眼点だと思う。本学においても海と山という自然があふれる環境でスポーツの価値を高めてくれるような因子についての研究が展開できないだろうか。ますます期待しています」と学長から激励の言葉がかけられ、棟田助教は「(研究先)地元南房総市の教育現場の方々からの協力がさらに得られそうなので、今後さらに充実させていきたいと思います」と力強く答えていました。この新しい観点での研究が、まさに“産・官・学”に関わる分野の連携で可能となり、今後さらなる発展に繋がりそうな期待感にあふれる会話で盛り上がった学長報告となりました。
【その他の受賞者のコメント】
〇ファーストオーサーの大阪体育大学徳田真彦氏からのコメント
受賞を大変光栄に思うと共に、野外教育をスポーツマネジメントという新たな視座から切り開いて頂いた棟田雅也氏、調査に当たってご尽力頂いた篠原準氏、神保清司氏、白井健氏あっての受賞であると思っております。「現場に役立つ研究」を心がけ、実践現場と連携しつつ、本研究をさらに発展させていきたいと思います。
〇共同研究依頼元南房総市大房岬自然の家副所長白井健氏からのコメント
今回このような賞をいただくことができ大変光栄です。本研究が、南房総地域の自然体験活動を加速させるものだと自信となりました。また、多様な方と共通の目的を持って取り組めたことも私たちにとって学びの多い機会となりました。

左写真)左から棟田助教、白井副所長、徳田講師
右写真)金久学長と賞状を手にした棟田助教