日本で唯一の国立体育大学

国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

スポーツイノベーション推進機構の特集

研究

ヒューマンパフォーマンスの限界への挑戦

VRトレーニング開発

モーションキャプチャー等で得られたデータをもとに、リアルかつ統制可能な環境でのメカニズムの解明を進めています。

スプリント走パフォーマンスに関する国際的な実践研究

フォースプレート、モーションキャプチャー等の最先端の設備を用いてスプリント走の評価を行っています。

トレーニングやストレスに対する人の身体の適応に関する研究

運動などのストレスに対する人の身体形態および機能の適応の解明を行っています。

リアルかつ統制可能な環境でのメカニズムの解明

AIを活用した画像認識、データサイエンスの手法を活用した身体パフォーマンスを評価するシステム・ツールの開発を行っています。

けがを知る、自分を知る、予防法を知る

フォースプレートを用いて着地評価を行い、どのような状況下で怪我が発生するか、それをどのように予防するか解析を進めています。

スポーツと科学の融合

バレーボール

スパイク等の動作をモーションキャプチャー等で解析し、フォームの改善点を具体的に明らかにします。

陸上

データをもとにスピードを上げるコツをつかみ、瞬発力の限界に挑戦しています。

サッカー

実戦練習から得られるトラッキングデータをもとに、サッカー戦術を科学しています。

ウェルビーイングの向上

健康寿命延伸に寄与する運動プログラムの開発・普及

「Exseed(エクシード)」、「Exhike(エクスハイク)」「5分で出来る筋トレ」、「親子での運動遊び」等の様々な運動プログラム開発を進めています。

ICT を活用した地域社会のウェルビーイング向上

地域在住高齢者を対象に介護予防教室を実施しています。タブレット等の電子機器を用いて介護予防運動を促進することにより、身体活動量の増加やフレイル関連機能(体力・認知・身体組成・口腔)の維持・改善に取り組んでいます。

生活習慣病予防に向けた運動の効果検証

市民が健康づくりのために活用できる学内ウォーキングコースとして設定したウォーキングイベント「ミッションウォーキング」を実施しています。

子どもから高齢者までスポーツ交流人口拡大に向けた実践研究

大学スポーツを通じて、鹿屋市をはじめとした地域との交流の輪を広げて地域活性化に寄与する取組「Blue Winds事業」を実施しています。

設備

国内最長のフォースプレート計測トラックや国内に2箇所しかないトレーニング環境シミュレーター
スポーツと科学に特化した環境がここにあります。

トレーニング環境シミュレーター(スポーツサイエンス部門)

常圧環境下で酸素濃度(低酸素 (標高1000m~6000m)、高酸素(通常の1.5倍))、気温(-10ºC~+40ºC)、湿度(50%~80%)、日射状況を設定した空間を作ることが可能です。特定の環境下で、人体にどのような影響が見られるか実験を行う事ができます。
競技選手や登山家の高地トレーニングとして活用される例も数多くあります。

フォースプレート(スポーツパフォーマンス・コーチング部門)

人間の足と床の間にどのような力が働いているかを測定する機器です。通常のフォースプレートは限られた一部分に設置されることがほとんどで、足の位置を意識しながら走る必要があり、実際の走り方のデータを取りにくいという課題がありました。SPORTECスポーツパフォーマンス研究センターには、世界にも類を見ない50mの長さのフォースプレートが設置されているため、足の位置を意識することなく実際の走り方で測定することが可能です。
これまでに数多くの競技選手が測定に訪れています。

SPORTECスポーツパフォーマンス研究センターのWebサイトを確認する

私たちと一緒に研究を行いませんか?

お問い合わせを随時受け付けていますので、以下リンク先から詳細をご確認ください。

機構について

本学の研究に関するヒト・モノなどの資源をひとつにまとめて、より優れた研究を推し進めていくために設立されました。機構には、3つの部門と2つの室が設置されています。これらの部門・室が連携し、異なる分野の専門家が互いに協力し合いながら研究・教育を進めています。

スポーツサイエンス部門

人が運動するときに起きる体内の変化を科学的に研究する部門です。

スポーツパフォーマンス・コーチング部門

スポーツのパフォーマンスを向上させるより良い指導について科学的に研究する部門です。

ヘルス・スポーツプロモーション部門

スポーツを通じて健康な身体を維持するための方法について科学的に研究する部門です。

リサーチアドミニストレーション室

3つの部門の研究を支援するために設置されています。

研究を推進するために何を行うか、企画・立案・調整を行います。外部団体や企業との連携や、資金を得るための取り組みも行います。

教育支援室

より高いレベルの教育を行うために、大学院教育の推進を行います。また、社会人の学び直しや生涯学習も推進します。

所属者一覧(令和6年4月時点)

機構長(兼務)

前田 明

部門長

スポーツサイエンス部門長(兼務)/教授

髙井 洋平

スポーツパフォーマンス・コーチング部門長(兼務)/教授

髙橋 仁大

ヘルス・プロモーション部門長(兼務)/教授

中垣内 真樹

室長

教育支援室長(兼務)/准教授

栫 ちか子

リサーチアドミニストレーション室長/事務局長

猪村 篤

兼務職員

(スポーツサイエンス部門)

教授

藤田 英二

准教授

永原 隆
廣津 匡隆
與谷 謙吾
中本 浩揮
栫 ちか子

講師

宮崎 輝光

助教

村川 大輔

(スポーツパフォーマンス・コーチング部門)

准教授

下川 美佳
小森 大輔

講師

榮樂 洋光
村上 俊祐
坂中 美郷
成田 健造
藤井 雅文
小崎 亮輔
山口 大貴

助教

前村 かおり
笹子 悠歩
村川 大輔
中谷 太希

(ヘルス・スポーツプロモーション部門)

教授

中村 夏実
藤田 英二

准教授

沼尾 成晴
栫 ちか子

講師

石澤 里枝
古瀬 裕次郎

助教

棟田 雅也

(教育支援室)

准教授

中本 浩揮

助教

前村 かおり
棟田 雅也

課長

元明 勇二

(リサーチアドミニストレーション室)

教授

和田 智仁

講師

藤井 雅文
古瀬 裕次郎
幾留 沙智

助教

棟田 雅也

課長

瀬戸口 幸広

特任教員

特任准教授

大塚 直輝(クロスアポイントメント)

特任助教

亀田 麻依
中谷 深友紀
大澤 啓亮
鈴木 智晴
久保田 大智
内田 遼太

特任研究員

竹尾 賢二(クロスアポイントメント)
森永 浩嗣

特任専門員

小松 友哉

事務補佐員・臨時用務員

坂元 美由紀
山下 紀子
國分 あゆみ
清水 夏美

関連情報