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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

日本体育測定評価学会第23回大会で大澤 啓亮特任助教が優秀発表賞受賞

2024/04/26

令和6年2月29日(木曜日)に開催された日本体育測定評価学会第23回大会において、大澤 啓亮特任助教(スポーツイノベーション推進機構:スポーツパフォーマンス・コーチング部門)が優秀発表賞を受賞しました!

発表のテーマは「機械学習によるサービスパフォーマンス定量化の試み -女子プロテニス選手の1stサービスの着弾位置に着目して-」です。この研究では、テニスのサービスにおいて有効なコースを、機械学習の手法を用いて明らかにすることを目的としています。本研究において作成した指標は、選手のサービスパフォーマンスを定量化することが可能な指標であることが示唆されました。

令和6年4月22日に、大澤特任助教、髙橋 仁大教授(指導教員:スポーツ・武道実践科学系)及び村上 俊祐講師(共同研究者:スポーツ・武道実践科学系)が学長に受賞報告を行いました。学長から「我々の使命は、信頼性・正確性の担保されたデータをもとに新たな知見を示すことにあります。また、これからの研究者に必要とされることは、自らの時間を上手くコントロールする能力です。今回の受賞を足がかりとして、優れた博士論文を作成されることを期待しています」と激励のコメントがあり、その後研究内容に関する懇談が行われました。

コメント

大澤 啓亮 特任助教

このような光栄な賞に選んでいただけた事、大変嬉しく思っております。この賞を頂けたのは髙橋先生、村上先生はじめ多くの先生からのご助言のおかげだと考えております。この場を借りて心より御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、さらに研究を発展させ、鹿屋体育大学におけるスポーツデータの活用に貢献できるよう、精進して参りたいと思います。

髙橋 仁大 教授

今回の発表ではテニスのサービスを評価するための新たな指標を提案し、その有効性についても示しており、実践現場でも活用できる研究成果といえます。大澤先生には博士の学位取得を目指して、これからも研究を進めてもらいたいと思います。