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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

九州学生駅伝対校選手権大会(島原学生駅伝)にて鹿屋体育大学が25年ぶりに優勝しました!

2023/12/05

令和5年12月2日、九州学生駅伝(島原学生駅伝)で、本学陸上競技部中長距離ブロック男子駅伝チームが優勝しました。今回の優勝は、25年ぶり8回目の頂点となり、来年10月に行われる出雲全日本大学選抜駅伝競走の出場権を獲得しました。 今後の活躍を期待しています!

【概要】

○大会名 九州学生駅伝対校選手権大会(島原学生駅伝)
○日時  12月2日(土)
○場所  長崎県島原市市営競技場~島原文化会館
○結果  男子チーム優勝(3時間4分56秒)
         区間賞:1区(大島 大青・4年)
         区間賞:3区(中原 敬輝・4年)
     MVP・区間賞:6区(小手川 聖修・4年)

【コメント】駅伝主将 3年 大園 倫太郎

24大会ぶり8回目の優勝をすることができました!昨年35秒差で負け、悔し涙を流しましたが今年はうれし涙を流すことができ、この間の努力が報われたと思います。来年度の出雲駅伝の出場権も獲得できたので、出雲駅伝でも応援のほどよろしくお願いします!

【コメント】MVP・区間賞(6区) 4年 小手川 聖修

島原駅伝の出場にあたり、多くのご声援をいただきありがとうございました。
今回の駅伝では、昨年の負けた悔しさから「圧勝」を目標に掲げて1年間走り続けました。
そのため、チームは過去最高の戦力となり、大会に臨みました。
大会中は全員が死力を尽くして繋げてくれた襷を、私の区間で勝負を決め、アンカーに少しでも余裕を持って渡すことだけを考えて走りました。
結果として、チームは優勝、個人として区間賞と最優秀選手賞を頂き、4年間の集大成として大満足の成績でした。
個人の結果も私だけの力ではなく、襷を繋げ、ゴールまで運んだ選手、付き添いや区間を走り回り応援してくれたチームメイト、沿道や画面越しに応援してくださった皆様、最後にここまで指導してくださった松村勲先生のおかげです。
ありがとうございました。 来年以降も鹿屋体育大学陸上競技部並びに、駅伝チームの応援のほどよろしくお願いいたします。

【松村先生からのコメント】

近年の本学では、女子駅伝や中距離選手の全国的な活躍が著しい中、男子駅伝はなかなか人数も戦力もそろわず、はや20年以上が経っていました。3年前、現在の4年生達が一般選抜入試で入り、その後の一般選抜入試、編入学と、2年前から男子駅伝を再開しました。(今回の編成は一般選抜入試組5名、編入学1名、推薦選抜入試(中距離選手)1名です)。
戦力的には厳しかったのですが、しっかりと戦える状況を学生達が作り上げ、昨年、優勝を目指し勝ちにいきました。しかし、王者(第一工科大学)の壁は厚く、35秒差で涙を飲みました。
ただ、その負けがさらに学生達を奮い立たせ、強くしてくれました。
冬期の距離踏み、春からのスピード強化など、順調に消化した結果、5000mや10000mで自己記録を大幅に更新し、今大会を迎えることができました。そして、直前にアクシデント(主力の怪我等)もありましたが、25年ぶり8回目の優勝を、学生達は見事に果たしました。
この結果は、走った7名だけでなく、ともに引き上げ、ともに支え合った陸上競技部中長距離ブロックチームが作り上げたものだと感じます。自慢のチーム(学生達)です。また、このチームを作る過程で、歴代の学生達の頑張りや苦労もあってこそでした。
これまでの学生達の努力が実り、本当にうれしく思いますし、「ありがとう」と心から伝えたいです。
当時4年生(学生)で主将だった私が優勝で胴上げされて25年後、今度は学生のそばでその光景を見届けることができ、本当に幸せでした。

大学公式Webサイト 陸上競技部の情報は以下より配信されています。
https://www.nifs-k.ac.jp/campus-life/activities/activity-group/track/