学生支援室
令和6年度、鹿屋体育大学「学生支援室」が新たに設置されました。
これまで「障がい学生支援室」と「学生相談相談室」が担ってきた役割を、学生支援室がまず窓口となり、ワンストップで関係部署と連携する体制が明確にできたことから、
これまで以上の支援強化が可能となり、より学生に寄り添い、かつ迅速な支援を目指します。
学生支援室には、臨床心理士1名が常駐しています。
学生生活を過ごす中で起こりうる様々な問題や悩み、病気や障がいのある学生の学生生活が少しでも豊かになるような支援等に関しての、相談を受けつけています。
また、学生本人のみならず、友人や保護者、教職員の方々からの相談にも応じています。
どんな些細なことでも構いません。
より良い学生生活を送るためのひとつの手段として、気軽に学生支援室をご利用ください。
※相談に関する個人の秘密は厳守されます。
※学生支援室にて相談・面接を続けていくこともあれば、相談内容や必要に応じて、学内の他部署や保健管理センターでのカウンセリング、学外の相談機関等をご紹介することもあります。
学生支援室での相談内容(例)
学生生活全般関係
- 人間関係(家族・友人のこと)
- 部活動(競技に関すること)
- 学校外でのこと(トラブルなど)
- 進路・将来のこと
- 性に関すること
- ちょっと、意見を聞いてほしい
- 相談ではないが、少し休憩したい
- 誰に相談していいか分からない、自分でもはっきりと分からないこと
修学上・授業のこと
- 病気や障がい等により、授業を受けるのに支障がある
- 履修のこと、授業内容で相談がある
スタッフ紹介
特任専門員:杉中星河(臨床心理士)
大学時代は青年期にあたり、生涯のなかでも心身ともに変化の著しい時代です。
ご自身のこと、人間関係のこと、競技のこと、学業のこと、進路や就職・将来のことなど、
大学生活を送るうえで、悩みや不安、言葉にはしづらい感情・感覚を体験されることも少なくないと思います。
ときには、自分だけでは簡単に解決できないこともでてくることでしょう。
学生支援室は、皆さんのおもいやペースを尊重しつつ、解決策や新たな糸口を見つけられるよう、一緒に考えていきます。
どんなことでも、ぜひお気軽にご相談ください。
ご案内
合理的配慮の申請について
身体的・精神的な病気や障がい等により、修学にあたって困難や不自由がある学生は、「合理的配慮」を申請することができます。
合理的配慮までのおおまかな流れ
①相談の予約
学生支援室への相談を希望する学生や教職員は、相談予約をお願いします。
予約後、学生支援室からご連絡して初回面談の日時を決めます。
②面談の実施
初回面談を行います。秘密は厳守しますので、安心してご相談ください。
③合理的配慮の申請
必要に応じ、合理的配慮の申請が行えます。
申請するとなった場合は、以下の書類を準備し、提出します。
1)合理的配慮申請書
2)医療機関発行の診断書または障害者手帳(の写し)等
(※診断書の場合は発行日より3ヶ月以内のもの)
3)検査結果報告書等(最新のもの)
④合理的配慮についての検討
申請書の内容や面談時における現在の症状等をもとに合理的配慮の提供の可否や対応依頼内容について学生支援室において審議します。
⑤配慮の実施
学生支援室の検討結果をもって関係部署へ合理的配慮の実施を依頼します。
⑥定期的な確認
配慮の実施後、少なくとも半期に1度は現状を確認します。
※配慮支援の実施までに、1~2か月時間を要することがあります。
相談予約・お問い合わせ先
お名前、希望日時などを連絡し、予約をしてください。
メールや電話でのご相談にも応じています。
直接の来室でも、空きがあればすぐにご相談いただけます。
外部機関情報一覧
厚生労働省 こころもメンテしよう_若者のためのメンタルヘルスブック