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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

第33回学長杯オープンヨットレースが開催されました!

2025/09/30

令和7年8月31日、本学の海洋スポーツセンターにおいて第33回学長杯オープンヨットレースが開催され、九州各地から4クラスに計21艇の参加がありました。

開会式では金久博昭学長が「平成5年に第1回を開催し、今年も8歳から74歳までご参加いただき第33回学長杯を開催できますことに感謝申し上げます。体調に気を付けて楽しんでください」と挨拶し、続けて、参加者を代表して鹿屋海洋スポーツクラブ所属の坂口七海(さかぐちななみ)選手(小4)が「スポーツマンシップにのっとり楽しく安全に競技することを誓います」と爽やかに選手宣誓を行いました。最後にレース委員長の榮樂洋光副センター長から今大会のルールや体調管理の注意等を行った後、参加者は10時の第1レーススタートに向けて出艇していきました。

本レースは、世界中の子供達にOP(オーピー)の愛称で親しまれている全長2.30m全幅1.13mという小さなヨットをはじめ、大きさやその特徴により4つに区分されたヨットが一斉にスタートし、ゴールを目指します。当日は晴れ、陸地から沖に向かう風が2~5m/sと強弱のあるコンディションで順位が入れ替わる中、吹いてくる風を読みながら巧みなコース取りした選手が上位となりました。本大会が初出場の選手や親子参加の艇もあり、各艇は帆を懸命に操って競い合っていました。

閉会式では運営スタッフである本学学生の山口栞華(やまぐちかのか)記録委員長から成績発表があり、続けて榮樂副センター長から各クラスの3位以内の入賞者に表彰状が手渡され、その都度、大きな拍手が送られていました。最後に榮樂副センター長から、無事に終了したお礼とこれからも永く大会が継続できるよう、皆さんと一緒に楽しめるイベントを企画していきたいと、次回に向けた挨拶があり、閉会後の参加者はレースを満喫した様子で来年もまた会いましょうと声を掛け合いながら帰路についていました。

参加者のみなさま、ご協力ありがとうございました。

【優勝者のコメント】

OP(オプティミスト)クラス

 優勝  田平 陽馬 さん  (鹿屋海洋スポーツクラブ、小2)

  「優勝できてうれしかったです!来年は、たくさんのOPとレースしたいです!」

(写真:左から、優勝:田平陽馬さん、2位:坂口七海さん)

ダックリングクラス

 優勝  坂口 智耶 さん ・ 泰基さん (鹿屋海洋スポーツクラブOB(本学OB)・小4)

「この度は、息子と力を合わせて優勝という素晴らしい経験をさせていただき、心より感謝申し上げます。夏の忘れられない、最高の思い出になりました。学長杯の魅力は、そのアットホームな雰囲気と、年齢や経験に関係なく誰もが楽しめるレース形式にあると感じています。風向に左右されないマーク設定のおかげで、普段とは違う戦略を練る面白さもあり、最後まで夢中になってレースを堪能できました。 このような素敵な大会を企画・運営してくださった皆様に、改めてお礼を申し上げます。来年もまた、子どもたちとこの特別なレースに参加できることを楽しみにしております。」

(写真:左から、3位:迫宗摩さん、優勝:坂口(智耶さん)泰基さん、2位:榮樂亮太さん)

●シングルハンドAクラス

 優勝  森崎 邦弘 さん (チーム上敷領(本学OB))

「今大会で優勝できたことを大変嬉しく思います。大きくはないですが、セーリングの大切なものが凝縮された大会だと感じております。これからもできる限り参加したいと思います。最後に運営に携われた皆様に感謝いたします。」

(写真:左から、3位:松浦颯良さん、優勝:森崎邦弘さん、2位:三森淳さん)

●シングルハンドBクラス

 優勝  村田 淳 さん (鹿児島ジュニアヨットクラブ)

「1昨年まで2人乗りで参加していた娘から同じクラスで勝負したいとの挑戦がありBクラスで参加しました。微風の中でのレースでありヘビー級の私には厳しいコンディションでしたが、なんとか面目を保つことができました。運営の皆様、ありがとうございました。また来年。」

(写真:左から、3位:田中俊一さん、優勝:村田淳さん、2位:田中葉子さん)