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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

第36回蒼天祭・ホームカミングデイ&1期生還暦記念パーティーを同時開催!

2025/11/05

11月1日、鹿屋体育大学の学園祭「第36回蒼天祭」が、図書館・講義棟裏芝生をメイン会場に開催されました。また、今年は本学の1期生が還暦を迎える年に当たることから「ホームカミングデイ&1期生還暦記念パーティー」も同日に行われ、全国各地から約60人の卒業生や当時の教員等が集いました。会場にはキッチンカーが何台も並び、坂口俊哉講師のゼミ生、課外活動団体、留学生らによる模擬店・企業出店があり、飲食の販売も行われました。

イベントステージは午前10時から、ダンス部の弓場葉月さん(スポーツ総合課程4年)と李星語さん(修士課程1年)の2人によるしなやかで華麗なパフォーマンスで幕開け。司会進行は終日第42代体育会会長の國光元就さん(武道課程2年、柔道部)と、体育会の田畑智輝さん(同3年、剣道部)の2人が務めました。屋外トレーニング場横では同時刻から学長杯破魔投げ大会がスタートし、約50人が参加して盛り上がりを見せました。10時15分からはキャリア形成支援センター1Fジョブカフェで1期生から29期生まで5人の卒業生を迎えての「卒業生トークセッション」が繰り広げられました。

11時からの「歌うまコンテスト」には飛び入りを入れて9人が挑戦、見事グランプリに輝いたのはビブラートを最大限に生かして『宇宙戦艦ヤマト』を歌った大浦宏文さん(スポーツ総合課程3年、陸上競技部)でした。大浦さんは昨年も同曲で出場しましたが「今年こそはグランプリを獲得したいと思い、歌声も筋肉量も1位を目指して1カ月前からカラオケに通って練習しました。低音とビブラートで、会場を震わせることができてよかったです。来年も出場して2連覇を目指します」と喜びの声と抱負を聞かせてくれました。

正午からは1期生や卒業生をターゲットに「なつかしの学食」と題し、1日限りの限定で“スペシャル”(300円)と“卵サンド”(200円)メニューが復活。ほぼ全員が、両方のメニューを注文していました。「卵サンドは2階にあったカフェで食べられて、もともとはトースト70円、卵50円で販売されていたのを僕らの同期が2つを一緒にしてほしいとマスターに頼んで、定着したのが卵サンド120円だった」と、1期生ならではの当時のエピソードを披露してくれました。

13時からは『Aマッソ』『あばれる君』『土佐兄弟』を迎えてのお笑いライブが行われ、来場者数がピークに。14時からは「大声コンテスト」、14時15分からは1期生向けに講義棟205教室で「ウエルカムイベント」が開催され、司会を1期生で本学教員の吉塚一典准教授が務めました。金久博昭学長からの歓迎の言葉、3期生で本学教員の北村尚浩同窓会長挨拶、栫ちか子本学キャリア形成支援センター長から本学の在学生・同窓生・教職員を対象にした公式コミュニティサイト『NIFS Links』等について、前田明理事・副学長から「鹿屋体育大学の現状」について学生の活躍から大学の取り組み、新しい入試制度まで、スライドを使いながら丁寧に説明がありました。

このほかSPORTECスポーツパフォーマンス研究センター見学・体験ツアー、重点プロジェクト事業成果報告会、研究室・ゼミ紹介、HOMECOMING&BASEBALL FES、テニスコートでのラケットスポーツ体験会、柔道部の学生による投げ放題などが開催されました。

蒼天祭のステージ最後を飾ったのは、本学ならではの目玉イベントとも言える「マッスルコンテスト」。見事グランプリに輝いたのは、山西凜太郎さん(スポーツ総合課程4年、カヌー部・バーベル部)でした。山西さんは「筋肉=ファッションだと捉えているので、学生生活最後の4年生で優勝できて、今まで頑張ってきてよかったと思いました。ボディビルは一生続けられるので、社会人になっても機会があればまた大会に出場したいと思います」と話してくれました。

体育会会長就任の際のインタビューで、「参加してよかったと、参加者全員に思ってもらえる蒼天祭にしたい」と話していた國光さんは「大きな事故など何事もなく無事に蒼天祭を終えることができて、ホッとしています。会場の皆さんが盛り上がってくれたので、進行しやすかったです。会長を引き受けて忙しいことも多かったのですが、なかなかできない貴重な経験をさせてもらいました」と振り返りました。

夜は鹿屋市のホテルさつき苑で、中西茂鹿屋市長、金久学長も出席の下「1期生還暦記念パーティー」が盛大に行われ、参加者は学生時代に戻って久しぶりの再会を楽しんでいました。パーティーの締めくくりには、1期生一同から参加費の一部を本学への寄附として贈呈していただきました。会場では、1期生代表の藤本淳也さんから学長へ目録が手渡され、会場からは大きな拍手が送られました。このご厚意は、今後の本学の教育・研究活動の充実などに活用させていただきます。

各イベントの様子

大学入り口に掲げられた「蒼天祭」の横断幕
ステージの司会進行を務めた國光さん㊧と田畑さん
イベントステージはダンス部の李さん㊧と弓場さんの華麗なパフォーマンスからスタート!
学長杯破魔投げ大会の様子
昨年に引き続き今年も「PIZZAとノンアルを売りたかった店」を出店した坂口先生とゼミの皆さん
キッチンカーも登場
卒業生トークセッションの様子
歌うまコンテストで優勝した大浦さん
「なつかしの学食ランチ」を楽しむ1期生
ホームカミングデイ「ウェルカムイベント」で1期生に歓迎の言葉を述べる金久学長
北村同窓会長挨拶
NIFS Links について説明する栫センター長
「鹿屋体育大学の現状」について話をする前田理事・副学長
最後に参加者で記念撮影
SPORTECスポーツパフォーマンス研究センターで、鈴木智晴特任助教の指導の下、打球速度の測定体験をする子どもたち
大学会館廊下に掲出された研究室・ゼミ紹介
テニスコートでのラケットスポーツ体験会
柔道部は投げ放題無料体験を企画
今年も盛り上がった「マッスルコンテスト」。グランプリに輝いたのは、右から3番目の山西さん
1期生還暦記念パーティーで挨拶する中西市長
1期生の皆さん
1期生の皆さん
寄附目録贈呈の様子