日本で唯一の国立体育大学

国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

みんなのYUME(夢)タイムトライアルSupported by Blue Winds を日置市で開催

2022/03/22

令和4年3月21日、鹿児島県日置市伊集院総合運動公園陸上競技場敷地内で「みんなのYUME(夢)タイムトライアル2022 Supported by Blue Winds」(主催:いじゅういん梅マラソンジョギング大会実行委員会、共催:国立大学法人鹿屋体育大学生涯スポーツ実践センター)が開催されました。このイベントは、「鹿児島リレーマラソン」、「キッズRUN」、そして「みんなのタイムトライアル」がコラボした、産学官連携イベントです。はじめに主催者を代表し、永山由高日置市長が「毎年12月に開催される梅マラソンが昨年はコロナで中止になり、withコロナに対応したランニングイベントをぜひともやってほしいと実行委員会のメンバーにお願いしたところ、鹿屋体育大学の協力のもとYUMEに梅も含まれたネーミングの大会として実現することができ、とてもうれしく思います」とあいさつしました。

鹿屋体育大学の資源を生かしたスポーツイベントとして全天候型トラックで行われてきた「みんなのタイムトライアル」は、地域密着スポーツブランドBlue Winds事業の一環として、これまで大隅半島の鹿屋体育大学、ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅(大崎町)で開催してきましたが、今回は薩摩半島で初めての開催となりました。タイムトライアルは人と競うのではなく、参加者が自分の目標タイムを設定し、その目標を達成するのが目的です。当日は1000m、3000m、5000mに分かれ計82人が参加、目標クリアのために県下一周駅伝日置チームのみなさんがペースメーカーとしてサポートし、実況はMBC南日本放送の松木圭介アナウンサーと同チームの小園勇作監督が務めました。

イベント終了後に本学SA室副室長の北村尚浩教授は「知名度のある“いじゅういん梅マラソンジョギング大会”に代わるイベントだったということもあり、過去最多の参加者によるみんなのタイムトライアルを開催することができました。今回のプログラムには未就学児を対象とした421.95mのキッズRunもあり、お子さんと保護者の方がトラックを一緒に走ることができたのも初の試みでよかったと思います。また、県下一周駅伝日置チームはとても強いチームで、鹿児島マラソン3連覇の飛松佑輔さんを始めとするトップアスリートたちと参加者が一緒に走る機会が与えられたのも、みんタイならではの魅力のひとつ。今後みんタイの輪が鹿児島県全域に広がっていくことを願っています」とコメントしました。参加者アンケートには、「子どもとのいい思い出になりました」「きつかったけれど、今持てる全力を出し切れてよかったです」など、喜びのメッセージが寄せられました。

左:日置市伊集院総合運動公園陸上競技場で開催されました
右:雨の中、開会のあいさつをする永山由高日置市長
左:MBC南日本放送の松木圭介アナウンサー㊨と県下一周駅伝日置チームの小園勇作監督による実況も行われました
右:県下一周駅伝日置チームの選手たちがペースメーカーを務めました