日本で唯一の国立体育大学

国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

「Blue Winds presents.スポーツで自由研究をしよう!」を開催しました!

2024/07/23

7月21日10時~12時、「Blue Winds presents. スポーツで自由研究をしよう!」を昨年に引き続き、鹿屋体育大学のSPORTECスポーツパフォーマンス研究センターで開催しました。夏休みの自由研究相談ブースには事前に申し込みのあった鹿児島県内の大隅半島の小学校に通う小学生15組16人とその保護者が参加し、本学の沼尾成晴准教授、栫ちか子准教授、栗山靖弘講師の3人の教員と、学生13人がA~Eの5つのブースに分かれて実践指導も取り入れながら子どもたちにアドバイスをしました。

児童からは事前に「逆立ちができるようになりたい」「逆上がりができるようになりたい」といった具体的な相談が寄せられており、教員の指導の下、事前に対策を話し合って準備を進めていた学生が子どもたちに的確に指導をしていました。

鹿屋市立花岡小学校6年生の栫大知君の研究テーマは、「サッカーのロングパスを蹴れるようになりたい」。栫君は「昨年に続き2回目の参加だったので、どんな感じで自由研究を書けばよいのか、具体的に浮かんできました」と話してくれました。肝付町立国見小学校3年生の平野蒼馬君は「野球でどうやったらヒットやホームランをたくさん打つことができるか」を相談したくて参加しましたが、「いつもよりバットが重かった」と言いながらも、短時間ですぐに腕が上達し、周りから拍手が沸き起こっていました。錦江町立田代小学校6年生の早瀬ひよりさんは、バレーボール少年団に所属しており「ジャンプ力をつけたい」との思いで参加しましたが、「とてもわかりやすく教えてもらえて楽しかったし、これからも教わったことを実行したいと思いました」と笑顔で感想を話してくれました。

昨年から2年連続で指導を担当した大塚理瑚さん(大学院修士課程1年、テニス部)は、「人の役に立ちたいという思いが昔から強く、小学生の力になれたらうれしいと思って参加しました。小学生の素朴な疑問が面白くて、自分の研究にも生かせる可能性があると感じました。昨年はブースのみでのアドバイス、情報提供でしたが、今年は実践を取り入れたことで、小学生にも打ち解けてもらえたのではと思います。スポーツは楽しくやるべきものなので、今回の体験を機により好きになってほしいと思います」とコメントしました。「教えてもらいたいことを質問したら、学生の皆さんがすぐに調べて回答してくれました」「熱心に実技の指導をしていただき、とてもいい時間を過ごせました」など、同席した保護者のみなさんにも好評でした。