日本で唯一の国立体育大学

国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

「2024年度スポーツサイエンスキャンプ in 鹿屋体育大学」を開催しました!

2024/09/20

令和6年8月21~23日の3日間、「2024年度スポーツサイエンスキャンプin鹿屋体育大学 ~スポーツ科学の最前線~From Gene to Gold~」を開催しました。スポーツサイエンスキャンプは、高校生のための先進的科学技術体験合宿として2泊3日の日程で研究者による講義・実験を体験するイベントです。今回のキャンプには東北、関東地区などを含め全国の各地から合計16名の高校生が参加しました。

初日のオープニング講義は金久博昭学長が担当し、身体組成に関するスポーツ科学の主要な研究課題である「減量と増量」について、最新の研究成果を多数引用しながら詳細に解説しました。翌日以降は「スポーツ活動と脳・神経」、「スポーツ活動と心理」、「スポーツ活動の3次元分析」の3つのテーマでの講義と、それらに関連する実験・演習を行いました。講義の合間には大学の施設見学や体組成計での測定なども行いました。

 講義や演習には、実際に大学で学ぶような難易度の高いスポーツ科学の内容も含まれていましたが、参加者は教員の説明を真剣に聞いて熱心に取り組んでいました。また、プログラムの空き時間には教員やスタッフの大学院生に質問する様子が見られました。

プログラムを終えた参加者からは、「体育大学のイメージが変わった」「スポーツ科学の世界を知ることができた」「自分の将来の幅が広がった」「先生や大学生がフレンドリーで楽しかった」といった声が聞かれ、充実した時間となったことがうかがえました。

ギャラリー

イントロ講義の様子

施設見学

スポーツ活動と脳・神経

スポーツ活動と心理

スポーツ活動の3次元分析

体組成計を使った測定