令和7年度入学式と学長表彰式を挙行しました!
2025/04/07
令和7年4月4日(金)、本学水野講堂で令和7年度鹿屋体育大学入学式を挙行しました。本年度は体育学部スポーツ総合課程131名、武道課程51名、第3年次編入学スポーツ総合課程20名、大学院体育学研究科体育学専攻修士課程16名、スポーツ国際開発学共同専攻修士課程2名、体育学博士後期課程6名、大学体育スポーツ高度化共同専攻3年制博士課程2名、合計228名が入学しました。
式では金久博昭学長が「鹿屋体育大学は、我が国唯一の体育系の国立大学法人として“スポーツで未来を拓く自分を創る”をスローガンに、我が国のスポーツ・武道及び体育・健康づくりに関する教育と研究を発展させるという使命をもった大学です。学部生の皆さんが歩む学生アスリートとしての活動と学びの道は、決して平坦なものではありませんが、皆さんはスポーツや武道を実践するうえでの基本的な力をすでに持っています。実践を通して参考にした情報の確かさや考案した解決策の効果を確認し、さらなる高みに向けたアプローチを考えるヒントを得ることで、これからの時代のスポーツや武道の指導・普及を担う者にふさわしい独創性、創造性、論理的思考力を身に付けた人材へと成長を遂げることができると思います。本学は多くの優れた条件を備えた大学です。大隅を第2の故郷と思い、頑張ってください」と告辞を述べました。
続いて、体育学部武道課程に入学した橋本陽菜さんが「日本で唯一の国立体育大学である、この鹿屋体育大学に入学できましたことは、最高の喜びであり、栄誉であります。私も、専門とする剣道を通じて先生方のご指導を仰ぎながら、先輩や同期の学生と切磋琢磨し、競技力の向上、豊かな人格の形成を目指す所存です。それぞれの目標や夢に向かって、学業及び競技力の向上に励むこと、市民性、国際性を備えたリーダーを目指し努力することをここに誓います」と入学者を代表して宣誓しました。
来賓を代表して、中西茂鹿屋市長が「新入生の皆さんが人生における貴重な大学生活を、鹿屋市で過ごしていただけることは、本市におきましても誠に喜ばしく、市民を代表して心から歓迎いたします。本市と鹿屋体育大学では平成22年に連携協定を締結しており、大学と地域の連携・かかわりが非常に深い地域であります。昨年開催されたパリオリンピックでは、体操男子団体で鹿屋体育大学出身の杉野正尭選手が金メダルを獲得されました。皆さんの活躍が鹿屋市民の夢と感動、そして希望に繋がっております。新入生の皆さんは、鹿屋体育大学の優れた校風と伝統を大切にして、豊かな食と自然に囲まれたこの鹿屋の地で、自らの夢・目標の実現に向けて1歩ずつ成長していただきたいと思います」と祝辞を述べました。
また、在学生を代表して、第42代体育会会長の國光元就さん(武道課程2年)が「大学生活には自ら学ぶことの楽しさを知ること、仲間と共に高め合うことのできる環境が十分にそろっています。全国各地から集まった仲間と共に、勉学や部活動をはじめ多方面から刺激し合い、互いに高め合っていくことを期待しています。大切なことは恐れることなく“挑戦すること”ということです。自分がやってみたいこと、やり遂げたいことを見つけ、全力で突き進んでください」と激励しました。最後に、剣道部、男子バスケットボール部、なぎなた部、自転車競技部に所属する学生による合唱隊が入場し、会場の全員で学生歌を斉唱し、入学式は閉式となりました。
入学式終了後に「鹿屋体育大学学長表彰式」が行われ、令和6年度に国際大会、全日本選手権大会等で優秀な競技成績を収めた個人8名が表彰されました。表彰された学生は以下の通りです。
表彰者(敬称略)
岡村颯太(スポーツ総合課程3年、陸上競技部)、河野成玖(同3年、カヌー部)、城島寿成(同3年、カヌー部)、村橋慶太郎(同3年、カヌー部)、岩元美佳(同4年、自転車競技部)、年見穂風(同4年、自転車競技部)、梅澤幹太(同3年、自転車競技部)、加藤明日香(同2年、自転車競技部)