事務DXアイデアソンを開催しました!
2025/12/05
11月28日(金)に事務DX推進室が主催し、事務DXアイデアソンを開催しました。
アイデアソン(Ideathon)とは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語で、グループワークを通じて、新しいアイデアを生み出すイベントです。
第1部では、他大学等の参加者を含む12名を3グループに分け、課題を設定し、ITツールを用いた解決策を考え、発表を行いました。各グループ和やかな雰囲気で活発に課題解決に向けて話し合いが行われ、発表ではシステムのデモまでできたグループもありました。
第2部では、宮崎大学理事・事務局長の坂本秀敬氏による特別講演「DX推進と情報セキュリティ」を実施しました。坂本氏は、文部科学省や国立大学、独立行政法人等にて、行政デジタル化をはじめ学生支援やスポーツ行政など幅広い分野で活躍され、文部科学省では様々な制約を乗り越え、中央省庁初のフルクラウド化を実現しました。今回はその幅広い知見と経験に基づいた内容をお話しいただきました。質疑応答では、DXやシステム導入を安易に人員削減に繋げてはいけないということや情報セキュリティを担保するために仕様書にどのようなことを記載すればいいかというアドバイスもいただき、大変有意義な時間となりました。
参加者アンケートでは、アイデアソンについて「様々なアイデアに触れることができ、とても刺激をうけた」「普段の業務とは違う環境で他機関の方も含むグループで業務改善のためアイデアを出し合えたことで、自分一人では思いつかないアイデアに触れることができた」、特別講演について「電算化とDX化の明確な違いを言語化した紹介があり、DX化の推進における方向性が共通認識として協議しやすくなった」「DX化を進めていく上でまずは現在の業務のやり方を見直すことが大事という意識を忘れずに、大学一体として取り組む体制ができたらいいなと思った」、「付け焼刃的な改革(業務変更)では、将来的には誰のためにもならないこともあるということがわかり、大学全体で取り組むことの大切さを学ぶことができた」等の声が聞かれ、学びの多い研修となりました。
関連リンク
鹿屋体育大学事務DX推進室note: https://note.com/nifs_jimu_dx

