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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

令和7年度第2回留学フェアBrown Bag Session -留学経験者に話を聴いてみよう-を実施

2025/12/10

令和7年12月3日、国際交流センターは令和7年度第2回留学フェアを開催しました。この留学フェアは、留学や海外での活動、語学習得に関心のある学生等を対象に、留学経験者が自らの経験を共有することを目的として毎年開催しています。

今回は、本学在学中に海外で貴重な経験を積み、帰国後も学びを深めている学生2名が登壇し、海外での体験やそれに伴う学び、意識の変化について講話を行いました。当日は学生・教職員あわせて24名が参加しました。

体育学部3年 町田光己さんは、2025年9月に10日間の日程で実現させたアメリカ・カリフォルニア州でのスポーツビジネス研修について、研修実施に向けてどのように自ら行動したのか、研修を通して学んだこと、そしてその学びと経験を、帰国後、学内で開催したスポーツイベントの集客に活かした成果について報告しました。続いて、大学院修士課程2年の桑原潤也さんが、2023年から1年間オーストラリア・ブリスベンに滞在し、仕事と語学学習を組み合わせたワーキングホリデーや、地元野球チームでの活動を通じて得た異文化体験や学びを共有しました。

質疑応答では、「研修で得た学びを学内イベントの集客にどのように結びつけたのか」「オーストラリア英語と日本で学ぶ英語との違い」「留学中の英語の勉強法」等多方面から活発な質問が寄せられました。

講話の中では「Comfort zoneを抜け出そう」「海外留学して後悔した人は自分の周りにほとんどいなかった」「行きたいなら行っちゃおう」といった、参加者の挑戦意欲を高めるようなメッセージが散りばめられていました。充実した留学経験を是非共有したいという登壇者の思いと、同じ学生という立場で自分も挑戦したいという参加者の熱意が伝わる、充実したイベントとなりました。国際交流センターでは、今後も学生の海外での挑戦を支援し、本学の更なるグローバル化を推進するための活動を続けてまいります。

アメリカでのスポーツビジネス研修について発表を行う町田光己さん
オーストラリアでのワーキングホリデー,野球の体験について発表を行う桑原潤也さん
飲み物や軽食を楽しみながら和やかな雰囲気で実施