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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

「第25回(令和8年度)競技力向上の会」を開催しました!

2026/05/11

令和8年4月24日、鹿屋体育大学では全学生約780名を対象に、「第25回(令和8年度)競技力向上の会」を競技力向上委員会主催で開催しました。

この会は、日頃から競技力向上に励む学生とその育成にあたる教員が、それぞれの競技における日常的な練習や強化の取組の成果発表を通じ、お互いに情報共有・交換を行うものです。一堂に会することで、相互の理解と連携を深めながら、学生自身が全国的さらには国際的トップアスリートを目指すための志気の高揚を図ることを目的に、平成14年度から開催し今年度で25回目を迎える本学では歴史ある取組の一つです。

第1部は、金久博昭学長の挨拶と昨年度から行っている重点強化指定選手51名(1名欠席)・チーム(代表者)9名、国際競技大会特別強化指定選手8名(1名欠席)への認定証授与式、冠スポーツ奨学金支援企業19社の紹介に加え、令和7年度の重点強化指定選手・チーム及び国際競技大会特別強化指定選手から、強化指定を受けた者として強化に取り組んだ活動内容や成果を「練習紹介タイプ」と「分析タイプ」に分けて発表を行いました。2年目となった分析タイプは動画で練習や試合時の経過を追ったデータを提示するなど、昨年より分析力がアップされた充実の内容となりました。

第2部は、九州産業大学人間科学部スポーツ健康科学科准教授の長島未央子氏を講師にお迎えし、特別講演「パフォーマンス向上のための食事とは~トレーニング効果を引き出す食事の考え方~」を行いました。長島氏は本学学部・大学院に在籍の後栄養学担当の教員として教壇に立たれ、9割以上の学生がスポーツ・武道の課外活動団体に所属し日々鍛錬している本学学生の実情も良く知っており、その見識に基づいた講演内容となりました。

講演では、「パフォーマンスを上げるために体を大きくするには時間とお金がかかる。すぐに結果を求めないで」、「いかに日々の食事が重要かを理解し、明日からできる行動計画を立てる」、「1回のタンパク質摂取量が2倍でも筋肉の合成量は変わらない。つまり、まとめ食いは意味がない」、「すべてにおいて長期的スパンの計画が必要」、「失われたエネルギーの完全な回復には数日要する」、などアスリートにとって非常に重要なポイントが示されました。また、演習「自身のトレーニングを可視化しよう」では、1週間の自身のトレーニングを「練習強度」及び「練習量」の2つの指標に基づきグラフ化しました。

最後に、講演後の質疑では、やはりアスリートにとって大きなテーマのため、質問が相次ぎ予定時間を超えました。

授業2コマを利用して開催されるこの会は、多くの学生が競技力向上を目指しながら日夜厳しい練習に励む本学にとって貴重な取組であります。本学並びに競技力向上委員会では、今後も引き続き学生の競技力向上のための支援に努めて参ります。

開会挨拶する金久学長
重点強化指定選手・チームの紹介の様子
国際競技大会特別強化指定選手の紹介の様子
認定証授与の様子
全選手代表(カヌー部:村橋慶太郎さん)の挨拶
R7成果発表の一幕①
R7成果発表の一幕②
講演中の長島氏
長島氏の講演の様子