「2024年度前期 ダンス発表会」が開催されました!
2024/08/01
令和6年7月31日、本学の栫ちか子准教授(スポーツ人文・応用社会科学系)が担当する前期開講「ダンス」授業の定期試験が、本学総合体育館主体育室で「ダンス発表会」という形式で開催されました。ダンス発表会は平成22年度から毎年開催されてきましたが、令和2年度、3年度はコロナ禍で中止(ダンス動画作成で代替)となり、4年度は観客なしの受講生のみを対象に縮小開催、昨年度から徐々に有観客に戻し、今年度がコロナ前に完全に戻した形での久しぶりの開催となりました。今年度は受講生86名とダンス部の学生を合わせて約100人が、授業の集大成としての作品を精一杯披露しました。
「ダンス」の授業は教員免許取得のための必修科目になっていますが、栫准教授によると「ダンス発表会は“する”“見る”“支える”“知る”という『ダンス』へのあらゆる関与形態を一度に体験する学習の場としての意義も持たせている」そうです。発表は13時10分~13時50分(第1部)と14時50分~15時30分(第2部)に分けて行われ、各部で受講生による5タイトル作品とダンス部作品、全員参加のフィナーレの構成で行われました。学生たちの作品はそれぞれタイトルや音楽、振付に趣向を凝らしたユニークな作品ばかりで、観客席からも終始声援が飛び交い、笑いが絶えない楽しい発表会になりました。
今回音響・撮影を担当したTA(ティーチングアシスタント)の松田佳親さん(修士課程2年)も、1部2部ともにフィナーレにスペシャルゲストとして参加しました。松田さんは学部時代はテニス部に所属しており、今回はTAとしての役割に専念するつもりだったそうですが、学生たちが楽しそうに踊っている姿を見ているうちに徐々に自分も踊りたいという気持ちになっていったそうです。「ダンスの達成感ってすごいですね。みなさんに囲まれながら、自分がセンターでいいのかなと思いながらも楽しく踊らせてもらいました。とてもいい経験になりました」と笑顔で答えてくれました。
ダンス部員のしなやかな演技には「かっこいい!」「すごい!」といった感嘆の声もあちこちから聞こえ、学生たちは観客席とも一体感が生まれた温かいステージを披露してくれました。「最初の頃は恥ずかしいとか、リズム感が自分にはないと不安を抱えていた人も多かったけれど、全員が積極的にダンスの授業に取り組んでくれて、よい作品ばかりになりました」と最後に栫准教授からの高い評価をもらい、ダンス発表会はお開きになりました。