アルバータ大学パンダース(女子バレーボールチーム)が来学 Blue Winds presents.2024カレッジスポーツデイを開催!
2024/09/03
カナダにある州立総合大学アルバータ大学のパンダースが、本学女子バレーボール部と公開練習・練習試合を行うため、8月22日から26日まで鹿屋市に滞在、23日の午後、Caroline O‘Dwyer(キャロライン オドワイヤー)監督、宮下直樹アシスタントコーチ、Justine Kolody(ジャスティン コロディー)キャプテンの3人が本学女子バレーボール部の濱田幸二監督とともに金久博昭学長を表敬訪問しました。
本学女子バレーボール部とパンダースは、お互いの大学を交代で訪れるなど長年に渡り交流が続いておりましたが、新型コロナウイルスの流行で中断していました。今回はスタッフ6名と選手17名が来学、2019年以来5年ぶりの国際交流が復活しました。金久学長からは「鹿屋の夏はカナダに比べてとても暑いと感じていると思うので、練習の後は海でのマリンスポーツも楽しんで、くれぐれもケガのないように過ごしてください」と激励の言葉がありました。パンダースからは金久学長にお土産として、ユニフォームが贈られました。
最終日の25日には14時から「Blue Winds presents.2024カレッジスポーツデイ」の一環として本学主体育室で本学、鹿児島女子短期大学、アルバータ大学による女子バレーの公開練習とエキシビションマッチを開催しました。司会進行は蜂須賀友助さん(修士課程・体育学専攻・1年)が、日本語と英語の両方を駆使して務めました。
エキシビションマッチ終了後に本学女子バレーボール部キャプテンの平田美菜さん(スポーツ総合課程4年)は、パンダースとの4日間の交流を振り返り「海外の選手との試合は初めてでしたので、日本のバレーとは全然違うということを実感しました。日頃、濱田先生から高さに対してはスピードとテクニックが大事だと言われていたのですが、身長が高い相手に対してどう展開していくかを学べるとてもいい機会になりました。現在私たちは、“コンビバレー”(クイック攻撃や時間差攻撃といったアタッカーとセッターが息を合わせて行うコンビネーション攻撃)の練習をしています。今回の交流での体験を生かし、現時点で不足している技術は練習量で補い、チーム力をさらに強化して、12月のインカレではこのチームで日本一を取りたいと思います」とコメントしました。
イベントの締めくくりはパンダースに本学の選手も加わり、地元大隅半島の中学生を対象にした「バレーボールクリニック」が行われ、バレーボールの練習メニューをゲーム感覚で楽しみました。最後は全員で記念写真を撮影し、アルバータ大学の選手たちと個別に記念撮影する風景もあちこちで見られ、参加した子どもたちは大喜びでした。18時からは学食でフェアウェルパーティー(送別会)が開かれ、金久学長がジョークを交えた英語でスピーチし、会場を盛り上げました。翌26日、パンダースのメンバーは学生同士の食事会やショッピングも楽しんだ4日間の思い出を胸に、来年カナダでの交流を約束して鹿屋を後にしました。