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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

スポーツ庁主催「スポーツ・健康まちづくりデザイン学生コンペティション2024」で本学学生がアイデア部門の「優秀賞」を受賞しました!

2024/11/15

今年度で2回目を迎えるスポーツ庁主催の「スポーツ・健康まちづくりデザイン学生コンペティション2024」が開催され、45点の応募の中から一次審査(書類審査)を通過したアイデア部門12点、デザイン部門5点の二次審査が11月6日(木)に東京・室町三井ホール&カンファレンスで行われました。審査員は室伏広治スポーツ庁長官をはじめ8人の有識者が務めました。アイデア部門には本学から植木一喜さん(スポーツ総合課程3年)と永岡勇次郎さん(同3年)の2名も選ばれ、熱のこもったプレゼンテーションを披露して「優秀賞」を受賞、11月14日(木)にゼミ担当教員の坂口俊哉講師と共に金久博昭学長へ受賞の報告を行いました。

植木さんと永岡さんのテーマは、「国立青少年教育施設と子どもを繋げ、自然体験活動の機会が多い街へ」。自然の家と子ども会の仲介役として大学生ボランティアが入ることで、自然の家には利用者の向上を、子ども会には体験の機会を、大学生には学びの機会を提供するというすぐにでも実現可能な「三方よし」の考え方に基づくアイデアを、4分間の持ち時間でプレゼンしました。経済格差がもたらす体験格差の「負の連鎖を打ち切りたい!」というセリフではジェスチャーを交えた仕草が会場の笑いを取り、審査結果発表後の記念撮影では室伏長官にもそのポーズをしていただき、楽しい思い出の記念写真になりました。

報告を受けて金久学長は「いつもの競技成績報告とはまた違う内容での表敬訪問を受け、うちの学生の新たな可能性を見せてもらった感じがしてとてもうれしく思います。あなたたちがリーダーシップを取って、後輩たちもどんどん輪の中に入れてあげて、アイデアを形にして可視化する力を身に付け、大学が理想とする学生像のストーリーをつくっていってください」と激励しました。同席した前田明理事・副学長も「仲介役を大学生ボランティアが務めるという、学生らしさも出た素晴らしい内容だったと思います」と絶賛しました。

植木さんは「もっと上のスポーツ庁長官賞、審査員賞を狙っていたので残念ではありましたが、プレゼンで笑いを取って顔を売ろうという目標は達成できたと思います。参加して良かったです」、永岡さんは「スポーツ庁主催のコンペで発表できたということが、僕ら2人にとってはとても大きな出来事でした。今回は“現実性がある”ということをテーマにして考えたのですが、非現実的なものが上位に来ていたので、来年はそこを踏まえた上で僕らも一緒にアイデアを練り、同じゼミ生の後輩たちにバトンを渡せたらと考えています」と話しました。坂口講師は「2人とも常にアンテナを張ってポジティブに動いているので、次のチャレンジを期待しています」とコメントしました。

報告の様子
左から金久学長、永岡さん、植木さん、坂口講師、前田理事・副学長
左から金久学長、永岡さん、植木さん、坂口講師、前田理事・副学長
左から植木さん、室伏スポーツ庁長官、永岡さん
左から植木さん、室伏スポーツ庁長官、永岡さん
左から植木さん、室伏スポーツ庁長官、永岡さん
決めポーズで1枚
集合写真