第6回外国人日本語スピーチコンテスト 中国からの留学生馬騁軒さんが最優秀賞を受賞!
2024/12/06
令和6年11月10日に「第6回外国人日本語スピーチコンテスト」(主催:鹿屋市国際交流協会)が鹿屋市役所で開催され、中国からの留学生、馬騁軒(マ チェンケン)さん(スポーツ総合課程2年)が最優秀賞を受賞しました。12月5日、日本語と英語の指導をしている国重徹教授(スポーツ人文・応用社会科学系)とともに馬さんが金久博昭学長、前田明理事・副学長を表敬訪問しました。
馬さんは「二つの田舎を生きた私が思うこと」の題名で、母国中国と現在住んでいる鹿屋での体験を多くのユーモアを取り入れながら、最後は自分を成長させてくれたどちらの田舎も大好きだと結びました。「中国の原始的なトイレの話題のところでは、ブラジルのサンバみたいにお尻を動かさないとハエがお尻にあいさつにきますと話し、会場いっぱいの笑いを集めていました」「もともと日本語と文章を書く能力が高いので、ほとんど手直しをする必要がなく、スピーチも丸暗記できていたので、これはもう大丈夫だろうと指導中から手応えを感じていました。トップバッターだったにもかかわらずダントツでした」と、国重教授がスピーチコンテストでの様子と指導してきた感想を披露しました。
金久学長は「存在感を感じさせる雰囲気があって、どこでも通用する才能を感じさせます。ここ鹿屋体育大学でしか味わうことのできないものはたくさんあるので、鹿屋での学生生活を目いっぱい楽しんで、これからも多くのことを吸収してください」と激励しました。前田理事・副学長も「流暢でとてもきれいな日本語を話し、積極性もあって素晴らしいですね」と絶賛しました。
馬さんは「ご指導いただいた国重先生のおかげです」と感謝の気持ちを伝え、「卒業後は大学院に進学し、日本の永住権を獲得したいと考えています。できれば英語圏で働きたいという気持ちもあって、国重先生の下で英語の勉強もしています。最優秀賞を受賞できたことが自信に繋がったので、これからも将来に向けてさまざまなことにチャレンジしていきたいと思います」と話しました。好奇心できらきらと輝く瞳から、馬さんの無限の可能性が伝わってきました。