令和6年度防災訓練を行いました
2024/12/24

令和6年12月4日(水)、令和6年度鹿屋体育大学防災訓練を実施しました。この訓練は、災害発生時に迅速かつ的確な対応をとれるよう、学生と教職員を対象に毎年行っているものです。
訓練は2部構成で行い、第1部の緊急連絡における安否確認では、全ての学生と教職員1058名を対象とし、早朝に震度5弱の地震が発生したことを想定して、メールによる安否確認を行いました。
第2部の震災・消防訓練では、午後に震度5弱の地震発生後に、管理棟一階で火災が発生したことを想定して、地震発生時の対応や火災発生時の避難、自衛消防隊の活動の訓練を行いました。訓練開始時に学内にいた学生や教職員約180名が参加し、最後には、学生や新任の教職員6名が消火器取扱訓練を実施しました。
第2部訓練を支援・指導された大隅肝付地区消防組合の方からの講評では、「災害時は、避難先での人員把握が困難になります。迅速な対応ができるように今後も訓練を行ってください。また火災の多くは不注意から発生するため、日頃から注意してください。」と助言をいただきました。
訓練終了後、金久博昭学長からは、第1部の安否確認について、学生の約3割が未回答だったことを踏まえ「実際の地震を想定すると、まだ学生の3割が未回答であり、行方不明となっています。そのため、本部では引き続き安否確認を行わなければなりません。災害時には、周りの人を支援できないか考えて行動してください。」との講評がありました。
今回の訓練を通して、大学全体で災害時の対応について再確認するよい機会になりました。



