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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

日本スプリント学会第35回大会で郷原さん(修士課程2年)が若手奨励賞を受賞!

2024/12/24

左から金久学長、郷原さん、宮崎講師

令和6年12月7日(土)、8日(日)に行われた「日本スプリント学会第35回大会」において、郷原大晴さん(体育学研究科修士課程体育学専攻2年)が、若手奨励賞を受賞しました!

若手奨励賞を受賞した研究テーマは、「陸上競技400m走パフォーマンスに影響する股関節キネティクスの特徴」です。本研究では400m走における遊脚側の股関節トルク(※1)が走パフォーマンスに及ぼす影響を検討しました。結果、400m走の後半区間において遊脚側の股関節トルクを増大させることが、ピッチの向上および走パフォーマンスの向上に寄与する可能性を示しました。
※1 地面に接触していない脚の股関節周りにはたらく(振り出し、振り戻し)回転力

12月17日(火)の金久博昭学長への受賞報告の際には、テーマの設定理由や400mの競技特性といった研究を掘り下げた話もあり、終始和やかな懇談が行われました。

学長からは「今回の研究をぜひ論文にしてください」との言葉がありました。

コメント

郷原 大晴さん
400m走パフォーマンスに関わる身体運動は未だ解明されていない点が多く残る中で、本研究を通じて新たな知見を発表できたことを大変嬉しく思います。協力してくださった先生方、選手の皆さんに心から感謝いたします。

宮崎 講師(指導教員)
本研究の成果を基に、さらなる研究の発展や実践現場への還元につながるような分析や考察が進められることを期待しています。

・共同演者
 山本翔大(びわこ成蹊スポーツ大学)、高井洋平(鹿屋体育大学)、千葉佳裕(城西大学)、
 吉本隆哉(鹿児島国際大学)、岡部優真(びわこ成蹊スポーツ大学)、宮崎輝光(鹿屋体育大学)

学長表敬の様子