イギリスから女子学生柔道選手が来学 今後の大学間交流に期待!
2025/01/17
令和7年1月9日(木)から18日(土)まで、イギリスのAnglia Ruskin University(アングリア・ラスキン大学)大学院生Lucy Williams(ルーシー・ウイリアムズ)さんが来学し、本学柔道部の学生たちと親睦を深めました。ルーシーさんは2024イギリス選手権78㎏級2位、ヨーロッパ学生選手権3位の実績を持つ実力者です。滞在中は鹿屋市の初稽古や小・中学生との練習にも参加、12日(日)には文化交流事業の一環として、本学柔道部の中村勇監督、女子柔道部の学生と一緒に鹿児島市の仙巌園、照国神社、天文館、桜島、温泉を巡りました。
9歳から柔道を始めたというルーシーさん。「イギリスで柔道をやっている人はみんな、いつか日本を訪れて柔道を体験したいと思っています。学生時代が最後のチャンスだと思って、今回日本に来ました。鹿屋体育大学の柔道部はレベルもトップレベルだし、みんなフレンドリーで、毎日いろいろな場所に食事に連れて行ってくれて、充実した素晴らしい滞在になりました。食事はとても美味しかったし、歴史のある古い建物や近代的な建物など街並みの風景も楽しむことができました。日本には相撲という日本ならではのミステリアスで魅力的な伝統文化もあり、興味深いです。イギリスに帰っても、鹿屋でのつながりをずっと大切にしたいと思います」と話してくれました。
ルーシーさんの大学の柔道部のコーチが、国際武道シンポジウム等で本学とも交流があり、中村監督と30年来のつきあいがある元英国柔道チャンピオンでUniversity of Hertfordshire(ハートフォードシャー大学)教授のMike Callan(マイク・カラン)さんの教え子だったことから、今回来鹿が実現しました。
中村監督は「“NIFS NEXT30”のミッションの1つとして、スポーツや武道を通して世界とつながる教育と研究にはこれまでも取り組んできましたが、今回のルーシーさんの来学をきっかけに、これまで以上に海外の大学との国際交流を活性化させていきたい」と期待を寄せました。




