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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

FISUワールドユニバーシティゲームズ日本代表選手に 水泳部の市村優弥さん

2025/05/02

国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催し、学生のためのオリンピックと言われているFISUワールドユニバーシティゲームズの「第32回夏季ワールドユニバーシティゲームズ2025ドイツ・ラインルール大会」(7月16~27日)に、本学水泳部の市村優弥さん(スポーツ総合課程4年)が競泳男子自由形日本代表選手として選出されました。市村さんは今年3月に開催された「第100回日本選手権水泳競技大会」の男子50m自由形で学生の1位に輝き、大会への切符を手に入れました。

市村さんは「ワールドユニバーシティゲームズは2年に1度の開催ということで、昨年9月のインカレ以降目標にしてトレーニングを積んできましたので、大学生活最後の学年で日本代表に入ることができてほっとしています。ドイツという慣れない環境での大会ではありますが、自己ベストを更新して3番以内に入り、メダルを持って帰りたいと思います」と、喜びと抱負について話してくれました。

高校時代に出会った、鹿屋体育大学OBの社会人スイマーに憧れて北海道から鹿屋へ。「入学した年は結果がでなくて苦しい1年だった」そうですが、2年生の6月に自己ベストが出て以降右肩上がりで成長し、昨年のインカレでは2位、今年3月に開催された「第31回九州学生短水路記録会タイムトライアル」の男子50m自由形では学生記録まであと0.08秒の21.33秒の記録を出して会場を沸かせました。

卒業までの目標は「インカレ優勝と競泳短水路日本学生記録の更新」。卒業後も競技は続けたいという市村さんから、目が離せません。