「第24回(令和7年度)競技力向上の会」を開催しました!
2025/05/08
令和7年4月25日、鹿屋体育大学では全学生約770名を対象に「第24回(令和7年度)競技力向上の会」を競技力向上委員会主催で開催しました。
この会は、日頃から競技力向上に励む学生とその育成にあたる教員が、それぞれの競技における練習や研究及び取組の成果発表を通じ、お互いに情報共有・交換を行うものです。一堂に会することで、相互の理解と連携を深めながら、学生自身が全国的さらには国際的トップアスリートを目指すための志気の高揚を図ることを目的に平成14年度から開催し、今年度で24回目を迎える、本学では歴史ある取組の一つです。なお今年度は、公益財団法人スポーツ安全協会のスポーツ活動等普及助成事業として開催されました。
第1部は、従前どおりの関係者の挨拶、冠スポーツ奨学金支援企業16社の紹介に加え、今年度からは新たに、金久博昭学長からの令和7年度重点強化指定選手37名・チーム(代表者)6名への認定証授与式と、令和6年度の重点強化指定選手・チーム、国際競技特別強化指定選手から指定者として強化に取り組んだ活動や成果報告を「練習紹介型」と「分析型」として練習内容や結果の分析データ等を用いた成果発表報告を行い、各競技の練習等における工夫を共有しました。
第2部は、プロテニス選手として全豪オープン予選のファイナリストとなり、日本ランキング3位であった杉山記一氏(Norikazu Sports Academy株式会社 代表取締役社長)を講師にお迎えしました。2010年引退後は“スポーツで日本を元気に”をvisionの下に、プロ選手や指導者の育成、強化を望む大学等のテニス指導にご活躍中の杉山氏から、「『勝つために、日本一になるため!』等の明確な目標を持つことが折れない心をつくり、さらに最終的には『誰かを幸せにできること』などが、自らの挑戦する底力になる。」等競技者として、又セカンドキャリアも成功している杉山氏から熱いエネルギーが伝わる多くの実体験を盛り込んだ有意義な内容が話され、学生からは「目標設定の重要性や練習への向き合い方を考える機会になった」と言う趣旨のアンケート回答が多く寄せられました。
授業時間2コマを利用して開催されるこの会は、多くの学生が競技力向上を目指しながら日夜厳しい練習に励む本学にとって貴重な取組です。本学、競技力向上委員会では、今後も引き続き学生の競技力向上のための支援に努めてまいります。







