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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

日本学生陸上競技個人選手権大会 女子円盤投げで廣井楓さん優勝 男子800mで岡村颯太さん準優勝 学長を表敬訪問しました!

2025/05/15

令和7年4月25日(金)~27日(日)、「2025日本学生陸上競技個人選手権大会」が神奈川県のレモンガススタジアム平塚で行われ、女子円盤投げで本学の廣井楓さん(スポーツ総合課程4年)が47m90で優勝、男子800mで岡村颯太さん(同3年)が1分47秒04で大会新記録の価値ある2位に入りました。GW中の試合を終えて一段落した5月13日、陸上競技部部長で中・長距離コーチの吉塚一典准教授と投擲コーチの瓜田吉久教授と共に学生2名が金久博昭学長を表敬訪問しました。

廣井さんは「優勝自体がこれまでやってきた中で初めてだったので、うれしいという気持ちはあるのですが、記録は昨年の優勝者と比べたら低いので、次の日本インカレと日本選手権で50m以上投げて、大学生だけでなく一般の選手とも戦えるレベルになりたいと思っています。インカレが出身地の岡山県での開催になるので、岡山県と本学の歴代記録更新を目指します」と話しました。

昨年同大会の800mで優勝を果たした岡村さんは「800mの日本記録を持っていた落合晃選手が大学生になって同じ土俵で戦うことになり、勝ちたい気持ちもあるんですけど、まずは一緒に頑張っていこうと思っています。今回は負けましたが、悔しいというよりはもっと自分が頑張らないといけないということを感じました。今回の結果で、日本学生陸上競技連合からFISUワールドユニバーシティゲームズ出場への推薦をしていただき、JOCの承認待ちになっています。実現すれば初めての国際大会になるので、その前に開催されるインカレと日本選手権では世界陸上への出場権獲得も視野に入れて、さらに記録を伸ばせるように頑張ります」とコメントしました。

金久学長は「きょうはすごくいいニュースをありがとう。廣井さんは最終学年ではあるけれど、うちの円盤投げの記録を更新するところまで頑張ってほしい。自分が大切にしてきた競技なので、卒業後も選手という形にこだわらずずっと携わってもらいたいと思う。岡村さんは学年を重ねるごとに記録を伸ばし、すでに本学の800mの記録は更新しているので、何十年か後に鹿屋に戻ってきたときに“俺の記録、まだ残っている”って言えるぐらいに、だれにも手が届かないぐらいの記録を残していただきたい。二人とも次の目標に向けて、しっかり取り組んでください」と激励しました。

学長報告終了後に、瓜田教授は「(廣井さんは)さらに上を目指して頑張れると思います。実力はだいぶついてきているので、慌てず焦らずやれば、次もいい結果が出ると思うので、最終学年ですから頑張ってもらいたいです」、吉塚准教授は岡村さんについて「JOCの承認がおりれば、本学陸上競技部としては恐らく1999年第21回ユニバーシアードに出場した永田宏一郎さん以来、2人目のユニバ出場になると思います。大きなストライドで走るので、海外の選手と一緒に走ればストライドがうまくはまって、さらに彼の持ち味が出せるのではないかと思って期待しています」とさらなる飛躍に期待を寄せました。

左から吉塚准教授、金久学長、岡村さん、廣井さん、瓜田教授
学長との懇談の様子
表彰式終了後の廣井さんと瓜田教授
同じく岡村さん