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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

自転車競技部の梅澤幹太さんがチームブリヂストンサイクリングメンバーとして活躍!

2025/05/15

自転車競技部の梅澤幹太さん(スポーツ総合課程3年)が、本学に在籍しながら「チームブリヂストンサイクリング2025」のメンバーとして選出され、4月に開催された「香港インターナショナルトラックカップⅠ」で男子オムニアム4位、同大会Ⅱで男子オムニアム2位、男子マディソン3位と世界の舞台で活躍しています。梅澤さんは「自分の中ではずっと憧れていた1番入りたかったチームだったので、オファーがあったときはとてもうれしかったです。ブリヂストンで活動をしているとナショナルチームの選手たちと一緒に練習させていただく機会もあるので、その経験を本学自転車競技部の強化にもつなげていきたいと思います」とプロチームにスカウトされた喜びについて話してくれました。今年1月にトラック中距離種目の日本代表強化指定選手にも抜擢されており、今後さらに活動の幅が広がることが予想されます。

梅澤さんは小学4年生から本格的にロードバイクに乗り始め、愛媛県立松山工業高等学校3年生の時に3㎞個人パシュートでジュニア日本記録を樹立、昨年のインカレでは男子オムニアムで優勝した期待の若手選手です。高校時代の顧問の先生が本学自転車競技部OBで勧められたことと、自転車競技に打ち込める環境が整っていることから鹿屋への進学を決めたそうです。「今年は全日本選手権で表彰台に上がることを目標にしていて、将来的にはオリンピックでメダルを獲得できる選手になりたいです」と、オリンピック出場の夢に向けて、一歩ずつ確実に前進している様子が伺えました。

顧問教員の山口大貴講師は「高校生までに積み上げてきた実績をベースに、大学生になってからは鹿屋の環境でさらに適切に学びを深めて現場に落とし込んでいる印象を受けます。現在地と目的地とのギャップをきちんと埋めて、1年1年しっかりと自分の目標を達成していくところに強さの秘訣と将来性を感じます。これからも“文武不岐”で頑張ってほしいです」とエールを贈りました。

香港インターナショナルトラックカップⅡ」での銀メダル、銅メダルを手に!
鹿屋体育大学自転車競技部ユニフォーム姿の梅澤さん
取材後に自転車競技部部室で