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国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

「2025年度前期 ダンス発表会」が開催されました!

2025/08/01

令和7年7月30日、栫ちか子教授(スポーツ人文・応用社会科学系)が担当する前期開講「ダンス」授業の定期試験が、本学水野講堂大ホールで「ダンス発表会」という形式で開催されました。ダンスの授業は教員免許取得のための必修科目になっており、今年度はダンス①②の受講生102名とダンス部員が、第1部(13時10分~13時50分)と第2部(14時50分~15時30分)に分かれて授業の集大成としてそれぞれ5タイトル作品とダンス部作品の合わせて12作品を披露し、1部2部のフィナーレでは参加者全員が登壇しました。

栫教授によると、ダンス発表会は“する”“見る”“支える”“知る”“集まる”“つながる”という「ダンス」へのあらゆる関与形態を一度に体験する学習の場としての意義も持たせており、栫教授が担当するようになって今回は過去最高の受講者数だったそうです。

ステージでは学生が各作品を生き生きと全身で表現し、課外活動とはまた違った一面が見られ、ユニークな場面が盛り込まれたシーンでは会場が笑いの渦に包まれました。ダンス部作品では作・出演の弓場葉月さんのしなやかながらも時に激しく、きびきびとした切れのある演技に「かっこいい!」「すごい!」といった感嘆の声があちこちから聞こえました。1部2部ともにステージと観客席に一体感が生まれた温かい空間になりました。栫教授からは「これまででもっとも伸びしろの大きかった学年で、発表会では素晴らしい力を発揮してくれました」と最高の誉め言葉が贈られました。

2部の学生最後の作品「僕らのヒーロー」の反抗期真っただ中の娘と不器用だけどまっすぐな父の物語で娘役を演じた福島悠斗さん(スポーツ総合課程3年、カヌー部)は、本番のためにおさげ三つ編みのかつらと、女子高生のブラウス、リボン、チェック柄スカートの3点セットをネットで購入して臨みました。「中学生の時の体育祭でも女装したので2回目でしたが、会場のみんなが笑ってくれたのでよかったです。きょうは120%の力を出し切れたと思います。15回の授業は毎回とても楽しかったです」と、終了後に笑顔で振り返りました。参加した学生にとっても、水野講堂での晴れ舞台で、大学生活の想い出に残る楽しい締めくくりとなったようです。

ダンス発表会の様子

ダンス発表会のポスター
1.今日好きになりました~水野講堂編~
7.ホームラン打てないようじゃ無理か・・・・練習はね,入れとかないと.
第1部フィナーレ
9.青春
11.僕らのヒーロー
左が福島悠斗さん
第2部フィナーレ
総括をする栫教授