本学教員が社会福祉施設でスクエアステップエクササイズの指導を行いました
2023/07/28
令和5年7月20日に、本学の内田遼太特任助教(スポーツイノベーション推進機構:ヘルス・スポーツプロモーション部門)が養護老人ホーム垂水華厳園においてスクエアステップエクササイズの指導を行いました。
ヘルス・スポーツプロモーション部門では、中垣内真樹教授(スポーツ生命科学系)が中心となって高齢者のフレイル予防のための研究を進めています。スクエアステップエクササイズは、過去の研究において高齢者が安全に実施可能かつ健康・体力改善が期待できる運動プログラムである可能性が示されています。現在、様々な施設を訪問してスクエアステップエクササイズを実施することで、多様な健康状態の方々が取り組みによってどのような効果が現れるかを測定し、研究に利用するデータを収集しています。
垂水華厳園において実施したスクエアステップエクササイズでは、内田特任助教の明るい声かけのもとで施設利用者が運動に取り組みました。思ったように手足が動かせない中でも、歩き終えるとカメラに向かって手を振る方もいらっしゃり、終始笑いの絶えない和やかな雰囲気で行われました。また、この日はドイツのスクエアステップ研究チーム(オルデンブルグ大学、ブレーマーハーフェン病院)及び台湾国立体育大学の教員がスクエアステップエクササイズの見学に訪れており、実際にスクエアステップエクササイズを体験する姿が見られました。
今後も引き続き様々な施設を訪問し、スクエアステップエクササイズの活動を実施予定です。内田特任助教をはじめとする関係者の研究成果にご期待ください。

スクエアステップエクササイズについて説明する内田特任助教

施設利用者の方々の体験の様子

オルデンブルグ大学・ブレーマーハーフェン病院の先生方も体験されました