鹿児島県アーチェリー協会との連携事業に係る測定を実施しました!
2023/07/10

今秋、鹿児島県で開催される「燃ゆる感動かごしま国体」アーチェリー競技の候補選手が、7月2日に本学SPORTECスポーツパフォーマンス研究センターで測定を実施しました。この測定は、本学と鹿児島県アーチェリー協会との連携事業により実施したものです。
今回の測定は、大きな目的として「トップレベルの競技力を持つ強化指導員と、その他選手の間における動作の違いを数値化する」というものがありました。国体に向けて取り組む練習において、今回実施した測定の数値をもとに「トップ選手とどのような違いがあるのか」を理解してもらい、より効果的な練習につなげていくことが狙いです。
測定では、「構えから矢を射るまで、特に矢を放つ瞬間のブレ幅及びブレている方向を知りたい」という鹿児島県アーチェリー協会からの要望に基づき、本学の教員及び学生が中心となってモーションキャプチャ・ハイスピードカメラ・フォースプレートを用いてあらゆる角度から身体や矢のブレを測定しました。
鹿児島県スポーツ協会強化指導員の長谷川廉さんからは「今まで生徒には感覚的な部分を頼りにして伝えてきたことを、今回の測定によりデータに基づく科学的な指導に結び付けられるようになりたいです。特に、生徒はこのような本格的な測定を初めて経験するため、より大きな効果に結びつくのではないでしょうか」とコメントがあり、今後の競技力向上に大きな期待を寄せていました。
測定に携わった教員及び学生
- 鈴木智晴特任助教
- 沼田薫樹特任助教
- 小松崇志さん(体育学専攻博士課程3年)
- 中村和樹さん(体育学専攻博士課程1年)
- 松田佳親さん(体育学専攻修士課程1年)
- 保母純伽さん(体育学部スポーツ総合課程4年)
測定の様子


