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日本バレーボール学会第28回学会大会において沼田薫樹特任助教が一般研究優秀賞を受賞しました!

2023/05/19

令和5年3月4日、5日に開催された日本バレーボール学会第28回学会大会において、本学の沼田薫樹特任助教が一般研究優秀賞を受賞しました。

研究発表の題材は「大学女子バレーボール選手のセッターを対象としたVR機器を用いた落下地点予測のトレーニング事例」です。VRゴーグルとスマートフォンを用いて「どこでもトレーニングが可能」で、「個人でも機材を入手しやすい」点がセールスポイントです。バレーボールの分野においてVR機器を用いた研究はまだ数少なく、その先進性が評価され今回の受賞に至りました。

令和5年5月17日、沼田特任助教と共同研究者の濱田幸二教授(スポーツ・武道実践科学系)及び坂中美郷講師(同系)が学長へ受賞報告を行いました。報告を受けた金久博昭学長は「近年はVR機器をはじめとした最新技術を使っての研究が急激に進んでいるので、最新の情報は常に把握できるよう努めてください。研究結果の利用によって選手が実績を伸ばし始めると、その研究の価値が飛躍的に高まります。本学としても、価値ある研究の積み重ねが非常に重要となるため、今後も引き続き世界に通用するような力を身に着けられるよう頑張ってください」と激励の言葉をかけました。

沼田特任助教コメント

この度、日本バレーボール学会第28回大会で一般研究優秀賞を受賞しましたことを心より喜んでおります。受賞した研究は、昨年度卒業した学生の卒業論文を基に改めて分析し直し発表しました。今後もバレーボール競技の発展に貢献できるよう、更なる研究に励んでまいります。

学長報告の様子

学長報告の様子