『Basketball Futures Match 2023』鹿屋体育大学VS日本経済大学が開催されました
2023/01/31
「未来を共に観に行こう」をテーマに、1月29日(日)13時から、鹿屋体育大学主体育室で「Basketball Futures Match 2023」鹿屋体育大学対日本経済大学の試合が行われました。この試合はスポーツ庁及びUNIVASの委託事業“感動する大学スポーツ総合支援事業における大学スポーツ・ムーブメント創出に関する調査研究”として企画され、九州No.1女子バスケットボール部の日本経済大学へ鹿屋体育大学が臨む一戦の観戦を通じ、「みる」スポーツとしての大学スポーツのさらなるムーブメント創出モデルとなることを期待して開催されました。当日は鹿屋市内外の391名と、鹿屋市PR特命係長かのやカンパチロウが会場に駆け付けました。観客席には地元花岡地区「花岡おこし会」の高齢者のみなさんの姿もありました。
試合は圧倒的な強さを誇る強豪校の日本経済大学に対し、本学女子バスケットボール部の選手たちも負けてはおらず、点数差が開いたと思いきや次々にシュートを決めて同点に追いつくなど、ホームゲームならではのハラハラドキドキの熱戦が繰り広げられました。最後は5分間の延長試合に持ち込み、87対83で日本経済大学の勝利で試合を終了しました。「仲間と、家族と、地域とともに踏み出す第一歩を見逃すな!!」のキャッチコピーの通り、観客は先着300名に無料配布された鹿屋カラーのブルーTシャツを着て、Blue Windsのロゴ入りスティックバルーンを手に、大学と地元住民が一体となって会場に熱い声援を送り続け、大学スポーツを「みる」、観戦の機会を楽しんでいました。
試合終了後、MVPに日本経済大学3年のジョル・セイナブ・ライさん、敢闘賞に本学スポーツ総合課程3年の松本みずきさんが選ばれ、2名にはBasketball Futures Match 2023実行委員会から豪華なリュックサックが贈られました。ハーフタイムショーでは抽選で選ばれたみなさんがフリースロー大会に挑戦し、株式会社オンザコートより賞品が贈られました。また、試合後の監督インタビューでは、日本経済大学の案浦知仁監督から、「鹿屋体育大学とともにインカレ上位を目指したい」という力強い言葉がありました。
イベント終了後、実行委員長を務めた棟田雅也本学スポーツ人文・応用社会科学系助教は「“未来を共に観に行こう”のコンセプト通り、コロナの収束が見えない中391名のみなさまに大学に集まっていただき、鹿屋全体の力が結集して爆発したような印象を持ち、『鹿屋』という地域のポテンシャルの高さに驚いております。観戦してくださった方々に喜んでいただき、2023年のいいスタートが切れました。鹿屋市にある大学として、今後も大学と鹿屋市民が一体となって、未来の『鹿屋』を共に創り上げ、その景色を一緒に見ることができたらと思います」とコメントしました。また同副委員長で女子バスケットボール部監督の前村かおりスポーツ・武道実践科学系助教は会場での締めの挨拶のあと、「無事に終わってホッとしております。こんなにも楽しんでもらえるとは思っていなかったので、やってよかったと思いました。試合の中身に関しては、観客のみなさまの力強い応援のお陰で、このままの流れで負けで終わるのかなと思っていたところに、“ホーム”としての力を発揮することができました。勝利にはあと一歩届きませんでしたが、ホームをつくっていくのはこれからなので、女子バスケットボール部を応援してくださる方が増えるよう頑張りたいと思います」と、次のステージに向けての抱負を話しました。
今回のイベントを企画・運営したBasketball Futures Match 2023実行委員会のメンバーには、学生スタッフ7名が名を連ね、総合司会を女子バスケットボール部の広報担当、恒松美玲さん(スポーツ総合課程3年)、UNIVAS LIVE配信は実況を蜂須賀友助さん(同3年)、解説を前半が女子バスケットボール部の溝井恵花さん(同3年)、後半を住田香菜子さん(同2年)が務めるなど、学生の活躍も印象に残るイベントとなりました。UNIVAS LIVE配信の瞬間視聴回数は989回を数え、会場の来場者数と合わせると総数1380名の方に「みる」機会を創出したこととなります。





