日本で唯一の国立体育大学

国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

令和4年度防災訓練を行いました

2022/12/02

防災訓練の様子

令和4年11月30日(水)、令和4年度鹿屋体育大学防災訓練を実施しました。この訓練は、災害発生時に慌てず的確な対応をとれるよう、学生と教職員を対象に毎年行っているものです。

訓練は2部構成で行い、第1部の緊急連絡における安否確認では、全ての学生と教職員1054名を対象とし、朝6時50分に震度5弱の地震が発生したことを想定して、メールによる安否確認を行いました。
第2部の震災・消防訓練では、15時50分に震度5弱の地震が発生し、直後にそれに伴う火災が発生したことを想定して、地震発生時の対応や火災発生時の避難、自衛消防隊の活動の訓練を行いました。訓練開始時に学内にいた学生や教職員約160名が参加し、最後には、学生や新任の教職員6名が消火器取扱訓練を実施しました。

第2部訓練の参加者からは「経路の確認ができた」という声が聞こえる中、今回訓練を支援・指導された大隅肝付地区消防組合の方からは、「火災発生時の大声での周知や初期消火等が物足りなかった。避難については概ねスムーズだったが、ゆっくり歩いて避難する学生も目に付いた」と注意喚起が含まれた講評があり、続いて金久博昭学長からは「ここにいる者は近い将来、指導的立場に就く者が多い。災害が起こった時に周囲の人を導けるよう、意識を高く持ち訓練に参加してほしい」と学生への激励を含む挨拶となり、自然災害の多い昨今に改めて防災意識を高めるよい機会となりました。