痒い所に手が届く!?「中垣内式運動日めくりカレンダー」を作成しました!
2022/02/25
本学のスポーツ生命科学系教員で、老年体力学を専門とした教育研究を行う一方、地域の高齢者等への健康運動普及活動にも尽力している中垣内真樹教授が、このたび「中垣内式運動日めくりカレンダー」を作りました。
中垣内教授は、要介護化予防運動プログラム「スクエアステップ」の開発者であり、公開講座や自治体との連携した各公民館等におけるサロンなどで、健康運動の普及活動をおこなっています。また、本学と協定締結しているMBC南日本放送の番組では、「ひるかご健康運動」として中垣内教授が考案した運動が紹介されています。
このような活動を長年続けてきた中垣内教授が、高齢者の運動サロン等が新型コロナウイルス感染症の影響のために各所でストップする今、コロナの影響としての健康二次被害(運動不足)を補うために何か良い手段がないかと考えた結果、生まれたのがこのカレンダーです。利用対象者は高齢者が主となるため、スマートフォン向けアプリ等ではなく、自宅に掲げいつでも目にして運動意欲に結びつけ、運動した日をチェックできるアナログな日めくりタイプで、月日も曜日も入れたカレンダーとして成り立つような利用者の正に「痒い所に手が届く」ようなアイデア満載のカレンダーです。
中垣内教授は「高齢者の介護予防を意図した健康運動を1日1種類行ってもらうカレンダーですので、高齢者のフレイル予防で使用してほしいと思っています」と優しさ溢れる笑顔でカレンダーへの思いを話しました。残念ながら今回の作成部数は限られており、一般の皆様への配布をお知らせできる機会は現在ではまだありませんが、今回配布される関係者等からの評価や、効果効能の反響によっては増刷の検討もあり得そうです。
