日本で唯一の国立体育大学

国立大学法人 鹿屋体育大学 KANOYA

登山者の運動プログラム(Exhike)

Exhikeとは

近年、アウトドアブームにより登山者が増加しています。しかし、登山には事故や怪我のリスクもあり、その発生要因のひとつに登山者の体力不足が挙げられます。トラブルを防ぐには、登山の際に必要な筋力、柔軟性、バランス能力、コーディネーション能力などを身につける必要があり、そのためには普段からのトレーニングが必要です。

Exhike(エクスハイク)は「エクササイズ」と「ハイク(ハイキング)」とを組み合わせた造語で、登山者をターゲットとしたダンス風エクササイズとして開発されました。約4分間の運動の中で、歩く、くぐる、またぐ、身体を捻る、片足に体重をかけるなど、登山に必要な能力を向上させる動きを行います。正しいフォームでしっかりと身体を動かすことで、効果が期待できます。また、音楽に合わせたダンス風の運動にアレンジされており、日常生活の中で飽きることなく楽しく運動を継続できます。

Exhikeに取り組むことで、1人でも多くの登山者が「安全に」「楽しく」登山を行っていただくことを願っております。

『Exhike』のプロジェクトは、子どもの運動プログラム(Exseed)と同様、「KKB鹿児島放送」との共同研究として行われたものです。地域の皆様に研究成果の還元を推進する取り組みでもあり、同社の動画配信アプリ「KAPLI」で多くの皆様に配信されています。

種類紹介

Exhikeは現在、難易度の異なる3種類のバージョンがあります。まずはイージーから、ひとつひとつの動きを確認しながら、約4分間楽しく身体を動かすことを目標にしてみましょう。

そして、もっと動いてみたいと感じたら、高いレベルの動きにチャレンジしてみてください。ご自身のその日その時の体調や気持ちに寄り添い、快適に感じる難易度で楽しく動いてみましょう。
家でも、学校でも、職場でも。誰でも、いつでも、どこででも。Let’s Exhike!!

Exhikeの関係者一覧

  • 運動監修:山本 正嘉(スポーツ生命科学系 教授)
  • 運動制作:栫 ちか子(スポーツ人文・応用社会科学系 准教授)
  • 制作協力:髙井 洋平(スポーツ生命科学系 准教授)

※役職は、令和5年3月現在のものです。