大学ビジョン「NIFS NEXT30」
日本で唯一の国立体育系単科大学として出来ること
実践・創造×教育・研究
NIFS NEXT30
スポーツの「する」「みる」「ささえる」に向き合う
このビジョンは、スポーツを取り巻く状況の様々な変化を踏まえて、2050年をターゲットイヤーとして、我が国のスポーツの各領域において、将来的にも先導的役割を果たす大学であることをめざして策定したものです。
スポーツの各領域で、
先導的な役割を担う大学としての使命
4つのミッション
「教育・学生支援」「研究」「国際化」「社会連携・社会貢献」を重点領域とし、以下のミッションの達成をめざします。
ミッションは、新たな中期目標・中期計画の開始年度において、見直していきます
教育・学生支援
学生一人ひとりの実践力、創造的発見力、課題解決力を最大限伸ばす教育及び学生支援を組織的・体系的に展開し、スポーツ、武道、体育及び健康づくりの各領域における中核的・リーダー的人材の育成をめざします。
A.C.E. Kanoya
【活気ある(Active)独創的な(Creative)精鋭(Elites)】の育成
- スポーツ、武道、体育及び健康づくりの各領域における、先導的かつ即戦力となる人材の育成
- スポーツ界のオピニオンリーダーの育成
- 国際大会で活躍するアスリートの育成
国際化
スポーツや武道を通して世界とつながる人材の育成、研究成果の世界への発信及び我が国固有の身体文化のグローバリゼーションを積極的に推進することで、教育及び研究における本学の国際化をめざします。
世界とつながる教育と研究の展開
- スポーツや武道を通して世界に積極的に挑戦する人材の育成
- スポーツと武道の学術的・文化的価値に関する研究成果の世界への積極的な発信
- 武道をはじめとする我が国固有の身体文化のグローバリゼーションの推進
研究
スポーツと武道の運動形式の洗練及び学術的・文化的価値の探究、「スポーツイノベーション」「スポーツパフォーマンス」「スポーツ&ヘルスプロモーション」に関連する実践的・挑戦的・領域横断的研究の展開による、体力・健康づくり及びスポーツパフォーマンスの向上に資する新たな研究ブランドの確立をめざします
我が国固有の身体文化の洗練
- スポーツと武道の運動形式の洗練による運動技術と競技力の高度化
- スポーツと武道に関する学術的及び文化的価値の創造と展開
イノベーションによる限界への挑戦・持続可能な未来社会の創造
- スポーツイノベーションによるヒューマンパフォーマンスの限界への挑戦
- 国民のウェルビーイング向上及び健康寿命延伸の実現に向けた基礎・実践研究の推進
- スポーツによる社会イノベーション・地域イノベーションに関する研究知見の創出
- 体力・健康づくりに関連する政策にインパクトを与え得る領域横断的研究の推進
アクションプラン
それぞれのミッションの実現に向け、現行の中期目標・中期計画(6 年単位)をアクションプランとして策定、実施していきます。
教育・学生支援
A.C.E. Kanoya【活気ある(Active)独創的な(Creative)精鋭(Elites)】の育成
- 養成する人材像を明確にし、それを目指した教育プログラムへの改編
- 養成する人材像に係る人材養成に適した教育研究組織整備の推進
- 学部から大学院までの、柔軟・機動的な準教育プログラムの開設
- 卒業生・修了生の就職先企業への満足度調査の分析結果を教育プログラムにフィードバックする改善サイクルの構築
- 健康づくりにおける幅広い知識を持った人材育成
- 選手・サポートスタッフのトップチームへの短期研修による先導的・即戦力人材の育成
- 大学主催のセミナーや学生企画の研修等によるオピニオンリーダーの育成
- 大学院生への国際的な研究発表の機会提供による、世界で通用する人材の育成
- コンディショニングのサポート体制を構築し、国際大会で活躍するアスリートを育成
- 競技力向上に特化した資金調達の仕組みの整備
国際化
世界とつながる教育と研究の展開
- 学生と海外の指導者・競技者とのスポーツや武道を通じた国際交流の推進
- 海外の指導者・競技者と英語でやり取りを行える知識並びに英語力及び英語コミュニケーション能力を有する人材の育成
- 国際大会等を通して、世界に挑戦する人材の育成
- 日本における伝統武道の特性と文化的意義の世界への発信
- スポーツ・武道の新たな文化的価値創造やスポーツインテグリティ推進に関する研究成果の発信
- 海外大学、研究機関との連携による国際交流ネットワークの構築
研究
我が国固有の身体文化の洗練・イノベーションによる限界への挑戦・持続可能な未来社会の創造
- 異なる分野・領域の融合によるスポーツ・武道及び伝統的運動文化の新たな価値を探究する研究の推進
- リサーチアドミニストレーションの要素を持つ機構の設置
- 体力・健康増進に関わるプロジェクトの実施で得られた知見に基づき運動実践指導モデルを構築し、社会に還元
- 競技力向上・健康増進・若手研究者支援等の戦略的研究プロジェクトの推進
- 他機関との連携・施設の共同利用・共同研究の推進を可能にするシステムの構築
- 最先端のスポーツ科学を駆使した研究及び現実社会での実践に向けた研究の推進
- 社会支援のための積極的な情報発信
- 学内の共同研究体制を強化し、スポーツパフォーマンス研究を実施
- 研究成果をもとにしたアスリートサポートの実施
実績・評価
A.C.E.KANOYAを目指そうプロジェクト
A.C.E.KANOYAを育成するため、「教育・研究」「競技力向上」「グローバル力」「生活支援」の4つの領域から学生を支援するプロジェクトを行っています。
スポーツイノベーション推進機構の設置
本学の研究資源を統合し、先端的な教育の推進を図ることを目的として、令和5年1月1日に設置しました。3つの部門と2つの室から構成されており、所属する研究者によって様々な研究が進められています。
目指せ鹿屋健康寿命日本一プロジェクト事業
地域在住高齢者24名を対象に週1回、3か月間の介護予防教室を実施しています。
タブレットやアプリを活用し、高齢者に対して日常生活の中で実践できる介護予防運動を情報発信し、期間中の身体活動量の増加や体力・認知・身体組成・口腔の維持・改善を確認しています